のぶたか君 あめ玉をくれないか どうしょうもなく 腹が減って死にそうないんだ
一生懸命に働いても お金にならないんだ だから蔵の中にしまってある
あのたくさんのあめ玉の中から 少しだけで良いから 僕だけにくれないか
大丈夫だよ のぶたか君 心配なんていらないよ
あめ玉は人から集めた あめ玉だもの
蔵から出して減ってしまったら また みんなから集めれば良いんだよ
損なんてしないはずさ のぶたか君には 迷惑を掛けないよ
誰の腹も痛まないから 心配なんていらないさ
たくさんなんて 無理をしなくて良いんだよ 他の人達にはあげなくて良いんだ
僕たちだけに あのあめ玉を分けて下れたら それだけで良いのさ
他のあの人達は 腹を空かせている振りなのさ
お腹がすいたと言っていれば あめ玉が貰えると思っているんだ
ただ欲しいから口を開けて待っているんだ 騙されたら駄目だよ
僕たちだけで良いの 他の人の事なんて考えないで
僕たちのためだけにあめ玉をくれたら 今度はのぶたか君には良いものをあげるからね
約束するよ じゃ 指切りげんまんね ありがとう のぶたか君