携帯電話屋の言い分 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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あの騒動からは、もうだいぶだってしまった昔の話だが、携帯電話の普及が進み出した頃
形振り構わずに、携帯電話を売り歩く携帯電話屋に向かい、批判を浴びせた時の話であるが

中高生の子供に、携帯電話を持たせる事は、自己責任を持たせる教育にもなるし
様々な機能が付いた、画期的な機械なのだから、今の現代人として持つのは当然で
通話料やパケット代を多く使う子供は、本人の自己管理能力の無さが問題なだけで
携帯電話会社の責任じゃなく、そんな子供に育てた親のせいではないのか

全ては自己責任の範疇で、使用する携帯電話を持たせ、なにが悪いのだ
貴様如きの者に言われるような、そんな筋合いなどない、コノヤロー風の激しい
言葉を悉く浴びせかけられた訳なのだが、しかも、それだけではなく、携帯電話屋の意見に
同調している親達からも、(今考えると、もしかして、携帯電話屋のなりすまし
だったのかも知れないのだが)子供といつでも何処ででも、連絡が取れるから居場所も
ハッキリと分かるから、治安の悪い今の世の中だから、親の安心の為には絶対に必要だと
激しい批判や反発をメチャメチャに喰らってしまい、なにを言っても聞き耳持たずの者達に
一方的な圧力を掛けられ、発言を挫かれてしまった、なんとも悔しく苦い経験が残っている。

あの時に、携帯電話屋と激しい議論になった話題は、こうだったと書き置いておこう。

まるで玩具化した子供の携帯電話の維持費の為に、親が稼いだ金の中から
どれだけの金が無駄に、携帯電話屋に流れているのかを、親達は考えるべきである
経済の自由に、自己責任という、携帯電話屋の言い分があるのならば
責任能力のない学生や未成人には、親の承諾があっても、支払い能力や
何かあった時の、責任能力も無い者に携帯電話を、絶対に持たせるべきではない。

携帯電話と言う、楽しい玩具に気を奪われた子供達は、携帯電話をいじる事に気が散って
みるみる内に学力が低下する問題が起こる可能性があり、携帯電話中毒や虜が生まれて
きっともって社会問題になると思う。

子供達が、どこにいても連絡が付く事を良い事にして、子供は自由が一番であると
履き違えた放任主義の親達は、子供を放置する為のアイテムとして利用し
益々、子供に対して無関心が進み、子供が犯罪に巻き込まれたりしていても
放任を続けるバカ親達は、その事にも気付かずに、自分の子供がなにをしているのかも
誰と遊んでいるのかも、まったく分からない、誰も彼もが無関心な世の中になる恐れがある

好き放題を続けている、バカ親やバカ親の生んだ子供達が、犯罪に関わっていたりしても
そんな子供達が増えたりしても、自己責任ですからで済ましてしまう社会は
より一層、人との関わりが薄れてしまい、おかしな社会になる事が懸念される。

細木和子よりも的確に、起こるだろう未来が予言されていたのだが
携帯電話に問題が起こるだろう、潜んでいるだろう問題点を
これだけ私が、口が酸っぱくなるぐらいに、問題を提言していたのに

携帯電話から生まれ出た事件や問題は、今となった現在となってしまえば
多くの国民は、あの時に真剣に聞いていれば、こんな世の中にはならなかったのにと
後の祭りと深く感じているのに違いないだろう。

ただ、あの時の預言の中には、匿名で使える携帯電話が購入出来るとは
社会通念上、犯罪に使われるだろう、あのような物が出現するとは
予測も預言も出来なかったのだが、金儲けの為ならば、なんでもしてしまう
そんな携帯電話業者なのだから、何に使われようと売れれば儲けと、作られ売られても
極、当たり前の事だったのかも知れない。

今更になって、携帯電話から犯罪に巻き込まれる子供の為だとか言って
日本政府の遅い対応が動き始めた様だが、牛乳が余ったからと牛の数を減らし
乳量が減って、バターが無くなったから、早く作れと言うような
バカの集まりで、なにを話そうが、世の中をひっくり返すような
悪徳業者を懲らしめる様な、方策にもならず、たいした事など決められないだろう。

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