やはり海は南の海が夢である。
九州からシーカヤックに乗って出航して、八重山諸島を回りたい。
体力に余裕があれば、沖縄本島まで漕いで行きたい。
手始めのトレーニングは、やはり近間の海になるだろう。
太平洋の荒波に揉まれながら、昆布取りのオジサン達に心配を掛けないように
迷惑を掛けないように、やる気満々で一生懸命に頑張らないと駄目だろう。
ただ、船酔いには注意しないとね。
頼れるのは自分一人なんだから、漕げなくなったら終わりだもんね。
究極のサバイバルになるんだろうな。
たぶん、単独行動、公海は禁止なんだろう。
夢、あくまでも夢だから、今は深く考えないでいよう
現実を直視した瞬間に、夢が遠くなる事が多いから
夢は夢として温めて置くのが一番である。
それにしても、冒険心は止まらない。
沸々と湧いて出てきては、夢を現実にしなさいと五月蠅くてたまらない。
ちゃんと漕げるようになったなら、羅臼からシーカヤックに乗って
知床半島の海岸をぐるりと舐めながら、ウトロまでドンブラコッコと流れ着きたい。
途中の上陸は、禁止されているけれど、海岸付近をドンブラコッコは
禁止されていないとまだまだ行けもしないけど、そう願っておこう。
早い潮流に流されて、ロシア海域まで流されて、領海侵犯で拿捕されたら
多くの人達に迷惑を掛ける事になるのだろう。
潮に流されそうになって、なんかやばそうになってしまったら
緊急避難で、知床半島に上陸してしまったらごめんなさい。
再び海に漕ぎ出す時には、足跡も、人間の気配も全て消して
立ち去りますので許して下さいね。
色々と考えていると、なにかもう、シーカヤックのベテランのような気になり
これが事故の元なのだと、自分の気持ちを戒めるのでありました。
知らない山を徒歩で歩くのと、シーカヤックで北極星を道しるべに
海を進むのとは、どっちが楽なのかはまったくの未知の世界であり
本当に心がワクワクして止まらない。
南の海では、見たことのない、あの南十字星が見えるのだろうか
もっと南に行かないと、見えないのだろうか
沖縄本島に上陸してからでも遅くはないだろうから
その時にでも見に行くか行かないかを考える事にしよう。