100円を百倍にする簡単な方法があります。
まず、100円を私に預けます。
私はそのお金をもって買い物をします。
通常100円で販売されている商品が値引きされ
店頭に30円で置かれ販売されている商品を買います。
その商品をもって40円で買いたい人を捜します。
40円で買ってくれた人に御礼を言って
100円-30円=おつり70円
お財布に残るおつりの70円+40円=110円
利益110円をもって店で通常110円で売られている商品が
55円で売られている商品を探して買います。
コツコツとそれを繰り返せばあっという間に100倍に
なんて話しに騙されて、株を買ってる人がいるんでしょうね。
望む金額で買ってくれる人がいなければ、そのシステムは終わるのです。
そもそも、100円の品物が30円で売られていると言う事は
30円以下の価値でしかない品物なのであって
もしそれ以上の価値がある品物であれば、訳あり商品なのであって
例えばそれを汗水垂らし、製造をしただろう労働者を無視をして
彼らの苦労を捨て去り、彼らに与えなくては成らない労働の対価を
完全に斬り捨てながら、経営者の懐に入る利益しか生まない
社会の中にはなくても良い、下らない品物なのでありましょう。
家族が一生懸命製造している品物や商品を、値引きして販売されていても
それがどうしたと、なんとも思わない冷たい家族が寄り集まり
国家という社会を形成し、人の損を自らの得に変えては喜びながら
労働者の権利主張を繰り返す、自己中心的な考え方が根本にある
なんともお粗末な賃上げ交渉と、国民労働者はみんなでスクラムを組もうと
大きな声で呼びかける、経営者、管理職の犬と化した労働組合の幹部達の姿
100円の物は百円で売られるのが当たり前であり、労働力を削られて
安売りされている事態が、この世の貧富の差を創り上げているのだと
国民が皆気付かない内は、労働者を虐げ続ける資本主義の犬達に
支配され続けて、益々と苦しい世の中が続くだろう。
労働者が報われる国でなくては、国家は栄えない。
ロシアも経営側と労働者側の格差が広がれば不満が次々に出され始め
飛ぶ鳥までも落とす勢いの経済の好調も陰りを見せ始め
元々共産主義の労働者の国であるから、革命なども起こるのかも知れない
地下資源を思うように動かし、経済の好調を裏で操作し続けている
プーチンの手腕が大きく試されることだろう。
あぶく銭を増やす事ばかり考えるようになった、そんな国民達は破滅に向かう
竹中平蔵が机上論を練り上げた、金で人の欲を誘い狂わせ、国家を統制しようと
企まれた日本国民洗脳に、まんまと乗せられ流れ行く国民達
あのまま続けばアメリカ合衆国に、国民は売り渡される事になったのだろう
だが、アメリカ経済の失速が先に出て、本当に良かったと思う。
当面の危機は脱する事は出来たが、格差社会を残した侭に惨憺たる経済が
これから長く続く訳なのだが、日本国民は果たしてこの国を自ら達の力で
変えて行けるのかが大きな課題となって行くだろう。
まずは国賊達を完全に排除する事と、労働の対価を取り戻して安定した収入を
多くの国民が手に出来る事を優先して進めるべきであろう。
バブルの崩壊で、巨額な赤字を出して潰れる寸前だった銀行は
労働者達が斬り捨てられ、収入を減らされた中に、経営側が出す金を抑え
経済が上向いて、徐々に金が入り出して、黒字になった途端に
助けられた恩を忘れ、手のひらを返すかの如く国民を馬鹿にし始め
愚弄した鬼畜達の集まる業種なのだから、サブプライムの赤字を出し
金勘定が忙しい、今にも潰れそうな銀行や証券会社は、見捨ててしまい
いつも背広を着る者達に、地下鉄工事を手伝わせるべきである。
この世に勝ち組など創らなくても、みんな同じ収入であれば
何も問題など起こりはしない、労働を怠ける者は飯が喰えず
年老いたり体が悪く働けない者は、社会制度で面倒を見る
ただそれだけの事なのに、欲集り達は世を乱し、良い訳じみた弁論を繰り返し
自分の富を増やそうとしているだけであると、早く日本国民は気付くべき
みんな一緒の生活に、なんの文句があるのだろうか
隣人を踏み付けながら財を築き続ける、強欲な者達の考えを許し続ける
この日本国の国民の心が、本当に分からなく不思議でたまらない。