太陽光を利用するには、晴れの日でなくてはならないのがネックですが
けっこう日照時間は長いもので、一日中の晴れの日は少ないけれども
熱を蓄積するか、電力に変えて貯めておけば、使い物になりそうな感じです。
太陽の動きを追尾する機械の製作は、電波時計の信号を受信しさせながら
日々微調整と補正しながら、PICで制御すると相当に信頼度の高い
オートマチック装置が出来上がりそうな予感がします。
媒体の異常温度上昇を制御する時も、光を簡単な装置で遮断すればOKですから
大きなエネルギーを制御する為に必要な、高価な装置もいらず魅力を感じます。
太陽光熱吸収変換装置から、スターリングエンジンの熱源としたならば
発電機として利用することも出来ますし、高性能・高容量の蓄電機器に
電気を貯めておけば、太陽光のない時にでも電力が使えますし
風力発電などの自然エネルギーを利用した、発電設備と平行して繋げば
ハイブリット型の無公害、化石燃料を使わない、正に夢のような
エネルギー源を手にすることが出来そうな気がします。
風力・太陽光を組み合わせた、ハイブリット式の装置開発と実験を
実際に行っている人達が多いのですが、蓄電設備の高額化と耐用年数など
様々な問題が一般家庭に向けた、普及の道を塞いでいるようです。
省エネやエコに関して、一番大きな問題となっているのは
独り占めしたいと言う、人間の欲望の塊が法律になった
特許という垣根なのですが、誰でも地球を守るものに対しては
自由に知恵や技術が使えるように、法律の変更整備が求められる
地球と人類を守る為に待ったなしの、切迫した時期が来ているのに
やはりみんな、金儲けの方が大事だから、再び後悔の道を歩むのでしょう。
小麦の買い占めに、サトウキビの買い占めに、なんとも人間達は
マヌケでアホな生き物なのでしょうね。