エコに隠された罠(略してエコワナ) | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

不要な物から燃料やエネルギーを取り出す事を考えていたら
ダムや河川で厄介物として、それらの管理者から嫌われている
流木とか、造林で処理に困る間伐材や、解体や建築途中で出る
建築廃材などほ原料とした、木質ペレットとか、家庭から出される
地球温暖化阻止の為に、真剣な思いで分別された紙や生ゴミ系の
可燃ゴミを原料としたペレットとかを、もっと有効利用しなければ
なんか勿体ないと思って、あれこれと調べながら、IQが低い頭で考えてみた。

木質ゴミ質ペレットに、熱価の高い国内産の石炭粉を混ぜたりして
効率の良い高熱量のペレットを製造し、蒸気発電機を回す事により
その電力を電力会社に買電して、直接的な金銭利益を生みながら
それと平行して、蒸気タービンからの廃熱を利用し、山に緑を増やす苗木の育成や
高額な値段で取り引きされている、いわば、金持ち達の贅沢商品でもある
赤平で失敗したランの様な高級植物を栽培するか、温水で成長が早まる魚類などの
育成や養殖に利用しながら、それを売る事により利益を出しながら
自然環境保全の基金として、天下り達に盗み取られないように、しっかりとした
組織を創り、多くの事業に有効に運用して行けば、ペレットを燃やした
二酸化炭素分ぐらいは、相殺されるのではないかと考えた。

だがしかし、其処に落とし穴があったとは、お釈迦様でも気が付くめえ~
ペレットを製造する機械の消費電力に注目して頂きたい
なんと、約1時間に500Kgのペレットを製造するのに
50kw~80kwの電力が消費されるではないか
ペレット燃やしても、燃やしても、それだけの電力を発電するとなると
とても、とても採算が合うものではない、しかも、ペレット製造に電力を使い切り
二酸化炭素を吐き続ければ、実質的な利益も想定上の、万民のための利益も
何もメリットは生まれない話になり、ただ副産物として生まれる蒸気しかなくなる。

ペレットストーブに使われている燃料製造は、ストーブとして使う熱量と比べると
果たして、エコなのかと疑問が湧いてくるのである。
エネルギーとなる原料を、廃棄物として無駄に地下に埋め立ててしまうよりも
有効利用しようとする心は、本当に大切であるが、エネルギーを無駄にしない気持は
燃料の生産についても、しっかりと考えなくてはならないのだろう。

木質ペレットの製造は、風力発電や太陽光発電から生まれた、排出ガスゼロの
100%無公害の電力から製造するべきであり、そして、その発電設備に要する
太陽電池セルやプロペラ等々を、エネルギーを地球の負荷として換算して
最終的に差し引きゼロになる年数を出し、何年後に有効な設備になるかを
国民の目の見える場所に公表し、何もかもエコなのだと、日本政府や企業が
国民を誑かす事などは、もう止めた方が良いと思われ

環境に優しいと言う言葉に、騙されないようにしなければ
欲望を渦巻かせ、エコ事業を展開している企業などに、まんまと国民は騙され
彼らの鴨にされ続けてしまう、恐ろしい結果になる可能性もあるので
天下りに税金を垂れ流し、公務員に立派な宿舎を造り住まわせて
キツネやクマしか通らないような、山深い中に造られた、幹線道路にもならないような
全く無駄な道路を造っていても、あれは重要な道路だとホザいている
あの国会議員に騙されないようにと同じに、多くの国民はしっかりと
注意をしていないと駄目なのだろう。