スピードスケート初心者向けの講座開設 | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

地元の地方紙に、地元にある間に合わせで作られただけの、
小さな仮設のスピードスケートリンク練習場が作られましたが
なんせ狭いトラックですから、ゆっくり滑りたい一般市民の子供達と
速く滑りたくて練習を頑張る子供達との間に、子供達同士ではなく
正確に言うとスケートに携わる、それぞれの意識が違う親同士とか
俗に言う一般のお客さんと言われる親と、熱心に子供達を指導している
指導者との間だに、あれこれと滑り方に対して揉め事が起こっているようです。

この世の中の全てには、ルールというものがありながら、なぜに揉め事が起きるのか
それは、どちらかがルールを守らないから、揉め事が起きているのでしょう。

仮設リンクでは、速く滑る人は外側、初心者や流す人は内側を滑ると言う
以前にあった屋外リンクとは違う、まるっきり反対の滑走レーンとなっていて
カーブなどで転倒した場合に、スピードがあると転んでも遠心力で、その侭氷上を
身体が滑りながら、外側を滑っている人に、衝突する恐れがあるから、それを避ける為に
新たなルールが定められたのでありましょう。

そのルールが正しく皆に伝わっているもが問題にもなりますが、初心者は足が直ぐに
痛くなるものですし、内側でゆっくり滑走をしている人は、滑るのを止めようとした場合は
内側から外に向かわなくてはならず、速い人が滑るレーンを横切る格好になりますから

滑っている人のスピードの判断や、到達するまでの判断が未熟な子供でしたら
それを見ている親などは、衝突するかもと心配になり気が気ではない事でしょう。
競技で速さを追い求めている少年団やクラブチームと、一般の人との滑走時間が
危険防止と練習がスムーズに出来るようにと、分けられているのですが

クラブや少年団の活動から離れ、団体での練習の無い日の自主練習では、
一般の人として滑る訳ですから、初心者と見るからにスピードが違い
スケーティングフォームも、如何にも選手に見える訳ですから、初心者の人は
そのスピードに恐怖感を憶えてしまうのでありましょう。
高速道路を始めて走る人が味わう、緊張感みたいな感じと言えば良いのでしょうか
高速道路では、合流が上手くできなければ事故になりますが、高速を走るために
誰もがライセンスを持っているので、事故を起こせば個人の責任になりますが

スケートには、競技に出る以外はライセンスは必要ないのですから
無免許運転の人が走る道路で、普通に走るためのルールを知っている人が
その中に入って運転する様な状況ですから、相手がこう来たら、こう避けるなど
予測する事も非常に難しくなる事でありましょう。

ですから、始めて仮設リンクで滑る人は、ルールやマナーを学ぶ講習を受けるなど
ちょっとした、設置者の心配りも必要だと感じます。

講習なんか面倒だ、リンクはみんなのものだから、好き勝手に滑って良いじゃないか
あんたらに指図される筋合いはない、その様な暴言を吐く人もいるでしょう。
みんなが安全に楽しく滑るために、何事も面倒くさからずに、その場のルールを学び
ルールを守るように、個人個人が真剣に、心がけなくてはいけないと思うのです。

本当の初心者は、休憩室も暖かい屋内アリーナも一般に向けて開放されていますし
ゆっくり滑走のが基本で滑っているようですし、まずはそちらで練習をしてから
屋外の400Mリンクにチャレンジすると、練習にも一段と気合いが入り
身体にも心にも良い結果となるかも知れませんね。

冬期間の屋外の娯楽として、ゲロリと言う、下駄に鉄の刃を取り付けた物から始まり
人より速く滑るために、外国からシューズ付のスケートが出回りだして
今のような形のスピードスケートが、この地に普及したのでありますが

日本刀の様に刃の長い刃が取り付けられているスケートですから、初心者には取り回が難しく
足首も固定されていませんから、刃を氷面に真っ直ぐに立てるのも、初めは一苦労します。
始めて滑る子供達の多くは、どうしても、スケートの刃が内側に倒れた格好になります。
足首の筋肉が少ない事も原因の一つですが、練習を重ねると筋肉が無くても、バランスで
真っ直ぐに保つことが出来るようになります。

足が冷たい、足が痛いと、泣いてしまう子供も多いのですが、そんな時には無理をさせず
優しく声を掛けてあげて、温かくなるまで、痛くなくなるまで休ませるのが一番良いです。
痛いのを我慢させて、根性を付けさせたくなる気持は分かりますが、それは逆効果です。
スケート自体が嫌いになったならば、それ以上の上達は見込めないからです。
高利に親しみ、スケートが滑りたいと思えるようになって、スケーティングの基本が
ある程度身に付いてから、根性と粘りを育てるようにした方が上達が早いです。

学校のスケート大会で良い成績を目指したい、その様なレベルではありますが
次回は、スケーティングフォームの事も、少し話すことにいたしましょう。

ご質問は どしどし 承ります。
ただし 自分は 無口で 素人ですから
自分の知っている 範囲だけの そんな 頼り無い お答えになりますので
質問をされる 皆様の ご了承と ご理解を お願い申し上げます。