今回の大きな地震で、核開発と死の世界は、いつも隣り合わせで居るのだと
その現実の恐怖を、どれだけの国民が感じたのだろうか
遠い地の災害、危険だという認識はあるが、そんなにも危険ではないとか
施設の近隣の者だけが受ける被害で、こちらには影響がない他人事だと
自らに降り掛かる危険や災難ではないと、薄情に簡単に済ませる者もいる事だろう。
人々が快適に暮らすためのエネルギーなのだから、リスクを負っても仕方がないと
安全よりも快楽を得る為には、必要不可欠だと思っている者もいる事だろう。
建物や道路、ライフライン、生活空間などが自然災害で破壊されても
底知れない力を持つ人間の力から、時間が掛かろうとも建て直しなどが出来るが
一度核物質に汚染された土地や海洋などは、何百年もの期間、人間の立ち入りが制限され
誰も手の付けられない、死の世界になると言う、そんな恐ろしさを
核エネルギーを推進する者達は、考えた事があるのだろうかと問いたい。
今回での震災で、極微量と言われている放射性物質が、海洋に流れ出たとされているが
安全である放射性物質の量なのだが、その開発で富を得ながら
その利権を失いたくないが為に、国民に対する説明は、危険はないといつも報告され続け
データーは日常的に捏造され改竄されていた訳だし、常に隠ぺい体質の裏工作が臭う
人間達の集合体からの、彼らの意見と都合で定めた、生物に対する危険性はないとされる
その安全値に、彼らが言い放つ100%の数値に、国民は信頼性を寄せているかと言うと
その信頼は眉唾物の、0%だと答える人が多いのも現実であろう。
死を生み出すエネルギーから悦楽を求め、止められなくなった中毒患者と成り行く
日本国民が増え続け、地球温暖化阻止の為の、夢のお宝だと信じ込まされながら
核からの薬漬けにされている多くの国民達の生活は、やがて来るだろう大きな災害から
誰しも逃れられない、死の世界を迎えてしまうのだろう。