仕事手配業(師) | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

十勝・帯広を洗濯いたし申し候

Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

職業安定所(現ハローワーク)行政組織と業務・運営が重なっているように
見えてしまう人材派遣業、働き先を斡旋するか、労働先を斡旋するかの
大小の違いに見えてしまうが、職業安定所と言う組織は、読んで字の如く
何らかの理由で職を失った国民に対して、早急に雇用してくれる職場を探し与え
失業した者に、早く安定した収入を得て貰い、安定した生活を営ませようとする
非営利な行政機関なのであり

もう一方の人材派遣企業は、職のない者を集め、働き先を与え、他人に働かせた
労働賃金から「ピンハネ」をしながら、人材派遣会社を運営している
完全なる営利企業であり、働かせられる人数を多く確保しながら、逃げ出す者を
極力少なく抑え、常に安定した人数を確保しながら、長期にストックしていても
経費の掛からない、都合の良い歩の駒となる無職の者を増やせば増やすほど
会社が「ピンハネ」する金額が増え、それが彼らの膨大な利益と成っているのである。

如何に効率よく動かし労働者させるかが、彼らの腕の見せ所であり、「ピンハネ」の
回転が止まらぬ様に派遣先を探し、そのネタ探しの営業にも力が入っている訳であり
一方、非営利団体である役人どもは、他人に就職を斡旋しても、何も見返りのないと
本来あるべき組織の大切さも忘れ、卑屈な考えを持った不埒な公務員達が多く
働けば働くほどに損をするみたいに考えて、まったく力が入っておらず
ハローワークの建物から外に出て、自ら失業者の為に営業に出る訳でもなく
企業から求人票を集めては、次々に失業者達に閲覧させ、気が向けばアドバイスを
加えながら、何人職が決まろうが、決まらずに路頭に迷う者が居ようが
彼らの職が失うわけでもなく、言及も昇給や出世にも何も影響がない訳であり

何故に平民市民よりも、とても偉い我々役人が、なんで失業者の為に動かなくては
ならないのだと、いつも、親方日の丸に胡座をかき続けているのが
彼らの現実思想なのでありましょう。

ハローワークがしっかりとした機能と、その中で働く者が失業者に対して
親身になって働けば、おのずから派遣会社に登録する者達は減り
減った労働力から「ピンハネ」する人数は減り、一方「ピンハネ」額は増え
これではやってられないと、派遣労働者達は離れて行き、派遣会社は徐々に
力を失い、企業への影響力も失って行きながら

正社員をリストラし派遣社員を安く雇うことで、それを「企業努力」と
とんでもない綺麗事を放ち言っていた、薄利多売を元にした安値競争を続る企業は
正社員となんら変わらない労賃の出費に、やがて正社員を多く募集し始めながら
職を失っていた人々は、以前のように安定した収入を得られる職に就ける様になり
その安定した収入から、安定した生活を営めるようになって行くのでありましょう。

そこで、経営者達が同じ様な過ちを犯さぬように、会社のために働く労働者は
会社というものは、経営者や、余った金やあぶく銭を投資する株主だけが
利益を貪れる道具ではないのだと、労使が居て共に経営を成り立たせながら
それは社会的福祉に繋がり、安定した収入は国家すらも安定させるのだと
経営側は、サボる者を監視し、労働側はそれが著しく労働者を虐げる方向へ
向かない様に、狡賢い者を選ばない様に、しっかりと人選をし組織された
労働組合をつくり、労使は互いに協力しあいながら、どちらかが一方的に強い力や
権力を行使する事なく、社会に貢献して行くのが理想なのである。

労働者が頑張り利益を出しても、その利益は株主に配当されてしまうような
金持ち優先主義的社会は、金権政治を断ち切る事も出来ないのであろう。
利益を出した労働者達に、まずは真っ先に利益の分配、恩恵が与えられるような
労使関係でなくてはならず、それは、蟻とアブラ虫の関係、共栄共存である事が望ましい。

多額の費用が掛かる設備投資や、事業を大きくする投資などは、政府がその会社の
労使関係をしっかりと見極め審査して、社会的福祉に貢献している会社だと認定した場合に
政府資金から融資すれば良いのであり、その会社が労働者を安い賃金で酷使し、金儲けだけを
考えている会社であれば、融資をせずにその会社だけ税率を増加させ、どうしても
事業を拡げたければ、金持ち達で金を回しながら、事業を拡げて行けば良いのであり
しかし、労働者達は待遇の良い同種の会社に流れて行きながら、金持ち達の投資は
業績を上げられず、やがては金を使いすぎて螻蛄になるのが見えて来る。

今は、腹が減った経営者達が、アブラ虫を喰っている状態なのであろう
栄養のないニセ蜜を有料で配っているのが、労働派遣会社なのだろう

こんなおかしな社会の仕組みに日本国民は早く気が付、それから逃れられるように
国民全体が力を合わせ、皆が平和で豊かな暮らしが出来るように
勇気と希望を持って闘いながら、公務員は名実ともに国民の為に働く公務を執行し
誠心誠意を持って国民の為に働くと言う精神さえあれば、常に国民を助ける方に
行動は向くのである。

民間人は真面目な商工業から生まれるものから、社会を豊にする為に働き
経営者は、通年雇用の労働者を雇いながら、人々の暮らしを守りながら
国家を安定させるための、その社会的福祉に貢献し行き、やがて人々は自らのために
使われる税に願いを込めながら納め始め、若者は自らの金で老人を養い、病に倒れる者を
国民皆が看病しながら、安心して生きて行ける社会が形成されて行くのだろう。

そんなものは、夢物語だと笑い飛ばす者も居るだろうが
笑い飛ばす者は、欲望に満ちた者、自分の心の中に居る
醜く汚い精神、鬼畜である事を知らない者なのだろう。