2007年5月6日に放送された
二宮和也

情熱大陸の動画を見て感動!!!



嵐の一員、二宮和也23歳 

俳優、ミュージシャン、そしてエンターテイナー…

様々な顔を持ち、かつ、それぞれの舞台におい

第一線をいく二宮は、各界の巨匠をもうならせる。

昨年公開された映画『硫黄島からの手紙』では、

主役級の出演で世界中から絶賛された。
そんな大舞台での活躍とは裏腹に、

本人は「僕は俳優ではございません、アイドルです」という

スタンスを崩さない。

人気者のおごりを見せることもなく、

いつも自然体で構えた様子もない。


23歳にしてこれほどまでの活躍と落ち着きを見せる

スーパーアイドル・二宮和也とは

一体どんな男なのだろうか。

番組では、2007年2月から放送直前までの

二宮和也を追った。



ナレーター:窪田等
撮影:三好保彦、市川元樹



未来⌒☆のブログ-0


2007年2月パリ
集まった報道陣でごった返していた
そしてその中心に彼がいた

嵐 

二宮和也(にのみやかずなり) 

23歳

世界的な映画スターとして彼はそこにいた



クリント・イーストウッド
「ここにいる坊やのことかい?
 彼はこの映画で実によく演じてくれた
 とても豊かな才能を持った男だと思うよ
 彼がこの作品に参加してくれたことを
 誇りに思うよ
 彼はユーモアセンスも抜群だしね」




確かにあの映画は二宮という新しい才能の出現を
世界に伝えるものだった

昨年話題となった『硫黄島からの手紙』
二宮が魅せた演技は
いわゆるアイドルという概念を大きく覆すものだった
その姿は戦争という悲しみを静かに伝え
世界中に感動を呼んだ



実際に会う彼はまだあどけなさの残る
普通の若者に見えた
いったい、どこからか世界をもうならせる力が
生まれてくるのかとたずねると
彼のこたえは予想もしないものだった




二宮和也
「世の中の同じぐらいかそれより若い男の子たちに
 バカにされながら仕事してるのが すごく面白い
 なんか、ジャニーズってださいよな!
 みたいなことを言われると
 なんか、すごくヤリガイが出てくるんだよね!
 やっぱり、みんなの頭の中に
 ジャニーズっていうアイドル帝国の形があって
 その形がまぶしすぎて

 みんなが嫌って陰に入って喋るから
 からこそ、

 俺は陰口って呼んでるんだけど
 そーいうバカにされてたりとかしてる人に
 支えられることのが俺は 大きいかな
 なんか、反発されてる方が居やすいんですよ」



情熱大陸スタッフ
「やっぱりアイドルっておもしろいんですか?」


二宮和也
「オモシロイ!」



─アイドルは伊達じゃないんだよ と知る、

 二宮和也の いくつかの事柄
 東京 ベルリン パリ 2007─




二宮和也が所属するアイドルグループ
嵐が結成されたのは1999年のことだった
バレーボールの世界大会の

イメージキャラクターとして
ジャニーズJr.から5人の少年が選抜され
そのひとりが二宮だった



それから8年
嵐は今、日本でも指折りの人気グループとなった
普段はメンバーが

それぞれ独自に活動している嵐の5人
彼らのプロ意識はどんな場でも
盛り上げずにはいられない



二宮で印象的なのがこの表情だった
時折周りの状況を確かめながら
いつも何事かを考えてる様子なのだ




この日二宮は
雑誌の取材のため六本木のスタジオに現われた
今日はこれで3つ目の仕事だという
メイク室に入るところを恐る恐る追った
夢を売るアイドルにとって
メイク室はあまり見せたくない場所に

違いないからだ



情熱大陸スタッフ
「勝手に撮ってますから
 どこから先はダメか言ってくださいよ」


二宮和也
「いや 僕 全然大丈夫ですよ 何でも」



二宮和也
「ドライヤーください」



意外だった
髪の毛のセットも自分でやり
メイクもあまりしないという






新曲のプロモーションビデオの撮影


この日も二宮は意外な一面をカメラに覗かせた
そしてそのことをまた
独特の表現で説明してみせた


メンバーとスタッフ全員で

映像をチェックしてる時だった
真剣に動きをチェックするメンバーの後ろで
二宮はゲームに夢中だった



未来⌒☆のブログ-1


これが当たり前の風景なのか
メンバーは何も言わない



情熱大陸スタッフ
「面白いですか?」


二宮和也
「すげえ面白い!」


二宮のゲーム好きはファンの間でも有名で
どんな現場でも
空いた時間はゲームに費やしているのだという


とにかくゲーム!


未来⌒☆のブログ-2


演出に参加することも
自分の意見を言うことも一切ない

そのくせ、
周りのことはちゃんと把握している様子なのだ
振付師からの指示も…
メンバーからの確認も…


本当に不思議な若者だった
確かにこの日、二宮がNGを出すことはなかった
また何かあったとしても
自分からやり直したいと

願い出ることはないのだという
いったい、二宮にどんな考えがあるのか



情熱大陸スタッフ
「いつもみんながモニターを見てても
 ゲームをやってるじゃないですか
 別に興味がないわけじゃないんですか?」


二宮和也
「ちゃんと監督の話は聞いてますよ
 だから出来るでしょ
 ゲームをやってるほうが
 色んなものが入ってきやすいんですよ
 PVのことばっかやっててPVのこと言われると
 自分の考えが生まれちゃうでしょ
 それが一番やっかいなんです!
 自分の考えを殺して
 監督のいうこと聞いてないと

 動けなくなっちゃうんです」




簡単なことでは決してない
積み重ねた稽古があるからこそ
言える言葉だ




午後8時撮影終了
しかし、これで家に帰れるわけではない
一ヵ月後に控えた嵐初の東京ドーム公演
彼らはリハーサルへと向かって行った




二宮は1983年
東京の下町で工場を営む家に生まれた
子どもの頃から運動神経がよく
夢はプロ野球選手だった
しかし12歳の時、いとこが勝手に
ジャニーズ事務所へ履歴書を送り合格してしまう
そこで歌や踊りだけでなく礼儀作法もしつけられた

デビューしてからは、
地元の学校に通いながらの芸能活動
修学旅行の記憶もない




情熱大陸スタッフ
「クラブとか行くこともないですか?」


二宮和也
「絶対にないですね!」



確かにそんな時間はないのかもしれない
ドラマに歌にバラエティー番組
現場から現場への毎日だ

しかし、
先輩たちとのこうした時間



未来⌒☆のブログ-3


教わったことも少なくない




撮影の合間、二宮がグローブを持ち出してきた
少年野球のグローブ


情熱大陸スタッフ
「誰が買ってくれたの?」


二宮和也
「お年玉で買ったの
 だからいまだに捨てられなくて」


情熱大陸スタッフ
「ジャニーズではどこを守ってるんですか?」


二宮和也
「ジャニーズではピッチャーです
 でも亀梨くんがくると・・・センターとかwww」


情熱大陸スタッフ
「本当はどこのポジションを

 やりたかったんですか?」


二宮和也
「***ですね」


情熱大陸スタッフ
「ピッチャー???」



未来⌒☆のブログ-4


二宮和也
「キャッチャーですね」


情熱大陸スタッフ
「キャッチャー?!」


二宮和也
「うん」


光を浴びるピッチャーではなく
あえてまとめ役のキャッチャー



情熱大陸スタッフ
「いい球じゃないですか!今の!」





二宮とゆっくり昼食をともにする機会があった
アイドルとは二宮にとってどんな職業なのか
彼の言葉で聞いてみたかった



情熱大陸スタッフ
「ま、正直言いづらいでしょうけど
 (ジャニーズ事務所って)
 どんな会社なんでしょうか?ひとことで言うと
 二宮さんにとっては」


二宮和也
「総合案内所みたいな
 ハイ、これ行ってきて!みたいな」


情熱大陸スタッフ
「不満は言わないんですか?二宮さんは…。
 みんな言わないんですか?」


二宮和也
「みんな言わないですねー
 だから、アイドルってみんな空気読めるよな、
 アイツら。
 アイツら…って(あははっ)
 言っちゃいましたけどw自分に」


情熱大陸スタッフ
「空気が読める?」


二宮和也
「何を求められてるかわかるんですよね
 たぶん、俺がこういうことなんだろうな

 ・・・とか
 でも、なんか・・・

 それが好きなんでしょうね、きっと
 あんまり、

 自分主導で生きてきたことがないから」


情熱大陸スタッフ
「ゆるぎない自分とかあるんですか?

 誰ともいない時の自分とか」


二宮和也
「いますね。

 適当に悪口言って、

 何かを解消して
 寝る! 
みたいな
 なんか、なんすかね・・・
 アイドルって何なんでしょうね」



しかし、そうして歩んできた道のりが
あの映画へと繋がっていたのだ



2月過密なドラマ収録を縫って
二宮はドイツ、ベルリンを訪れていた
ドイツ女性からも沸き起こる

「nino!」というコール
その中で二宮が微笑んでいた



会見には世界中から夥しい数の

ジャーナリストが詰めかけていた
そしてそのうちのひとりが

二宮にこう訊ねた
「この映画で、

 俳優としてどんな経験をしたのか?」と


二宮和也
「俳優ではございませんし
 日本では歌って踊っていますし
 5人でグループとして活動していますし
 ただ本当に淡々と伝えられたらなと思って
 参加してる最中は

 それに尽くしていました」



アイドルへあることへの

強烈なこだわりを感じさせる
ひとことだった



翌日二宮はベルリンの街に出た
嵐のメンバーへお土産を買うためだ
次の目的地パリで

僅かに空いた時間も同じだった



慌しい3泊5日の旅
着替える時間もままならなかった



情熱大陸スタッフ
「明日はこれで休めるんですか?

 帰ったら」


二宮和也
「ううん、ドラマ」



3月末、

ドーム公演のリハーサルに追われる二宮に
また新たな仕事がまい込んでいた

秋のスペシャルドラマで
自閉症の若者がトレーニングを継ぎ
マラソンを完走するという
韓国の実話をもとにしたドラマだ



問題はその走りに加えて
自閉症の若者をどう演じるかにあった
実は二宮、

この日までに自閉症の子ども数人と会い
食事をしていた
あれこれ考えるより、
そのほうが自然に演じられると思ったからだ



二宮和也
「手がね、すごい、敏感だね
 握手したがりませんでしたね
 たぶん俺たちの何倍も分かっちゃうんだろうな…
 触るだけで」


二宮は彼らの手の動きに

手がかりをみつけたようだった
しかし、時間はあまりない



撮影が始まっていた
ドラマの成功はひとえに二宮の演技にかかっている



─自閉症の若者をどう演じるのか─



手を動かしはじめた
そして振り向いた瞬間
もう、手の形が決まっていた


─本番─


いったいいつ練習したのか
実際二宮のスケジュールは生半可ではない
それでも表情には余裕があり
陰の努力も感じさせることもない
そのうえ、走り方までもう身につけている
語りがらないのを承知で
その陰の努力を聞いてみた



情熱大陸スタッフ
「もう練習どのぐらいしたんですか?自分で」


二宮和也
「なんとな~く走って、なんとな~くイメトレして」


情熱大陸スタッフ
「いったい、いつやるんですか?」


二宮和也
「いつやるって?」


情熱大陸スタッフ
「時間ないじゃないですか」


二宮和也
「いやいや」


情熱大陸スタッフ
「ドームの…練習もあるし
 走るのは何時ぐらいに走っていたんですか?」


二宮和也
「リハ終わって、帰ってきてからすぐです
 テンション上がってるでしょ」


情熱大陸スタッフ
「2時、3時に走ってるんですか?」


二宮和也
「不審者ですよね 完全に
 本気ですから」



アイドルは顔とスタイルだけで務まるほど
甘くはない
そんな風にも聞こえた





4月末、嵐初めての東京ドーム公演
この日彼らは5万5千の観衆を迎え入れる

ジャニーズのコンサートは
最高のエンターテーメントでなくてはならない
そのことは彼らが一番よく知っている



しかし二宮は普段と何も変わらなかった



情熱大陸スタッフ
「普段とまったく変わらないじゃないですか?
 見方が間違ってます?」


二宮和也
「でも、出る瞬間だけは…ホント瞬間ですよ
 吐きそうなぐらい緊張します!(笑)」


わずか一瞬の緊張




二宮和也
「集合!!!」


開演前、恒例の儀式
ジャニーズに入って10年
数え切れないほど、この円陣を組んできた



気持ちのコントロールなど
出来て当たり前なのかもしれない
彼らはプロのアイドルなのだ





二宮への最後のインタビューは
連日続く仕事の合間、ホテルの一室だった



二宮和也
「すごいなぁ」


訊ねたのは、

二宮和也という才能が次に目指す場所



未来⌒☆のブログ-5


二宮和也
「目標はね、でもね…持ったことがないんですよ
 怖いもん、だって 書いたら
 ここで死ぬのか…とかw
 死ぬのかって言うのは極端だけど
 なんか、遺言書いてる感じでしょ、

 未来予想図って…
 そんな気がする
 …
 全然アイドルだろうな…30歳は
 全然アイドルですねって

 日本語もおもしろいけどw」



5万5千人ソウルドアウト
その中心に立つ彼らは、まさにアイドルだった

ここに辿り着くまでどれほどの汗を流したのか
我々は知らない
アイドルはそれを語らない



ドーム公演中ステージ上の二宮和也
「ドーム公演としては
 夢のような目標のような通過点です
 この点がどの点と結ぶか
 僕は楽しみでしょうがありません」



二宮は、そして彼らは、きっと知っている
たとえどれほどの大舞台であっても
涼しい顔でいられなければ
その先を夢見る資格などないことを




情熱大陸スタッフ
「ありがとうございました」


二宮和也
「こちらこそ、ホントに」


情熱大陸スタッフ
「帰ったらまたゲームやるんですか?」


二宮和也
「やります
 上でずっとやってたから」


情熱大陸スタッフ
「え?!

 今日もやってたんですか?(笑)」


二宮和也
「はい」


情熱大陸スタッフ
「じゃ、ありがとうございました!」


二宮和也
「ありがとうございました!!!」




明日もまたドラマの撮影が待っている








ニノのすべての言葉に
強く惹かれる
そして・・・気持ちがたかぶるw


それにあわせて
あの表情と声と喋り方が
ホントに可愛い!!!


私の知らないニノに遭遇する度に
о(ж>▽<)yキュンキュン♪

ますますニノを好きになってくよ!!!





まだ見てない方
もう一度見たい方
PCからここで見られますよ↓

http://www.pideo.net/video/youku/84c1ae11ed1aae43/



テレビ