明日世界が終わるらしいと




古い予言がネットを走る




1999年の




大予言で懲りたでしょう




目の回る様な暮らしの中で




ストレスばかりの暮らしの中で




明日死んでもまぁいいかもと




一瞬、考えてしまった




案の定 何事も無く




その日は過ぎて行った




ならば僕の世界は




あと何日続くの?








やり残した事ばかりじゃないか?





明日があるからと諦めてないか?





息をしているという事が





とんでもなく奇跡だろう





いかに時間を無駄に生きていた?





いかに自分を無駄に生きていた?





残された時間の中で





何をすべきだろう?











僕が昔思い描いた





理想との差はかなりのもので





あのころの夢見る自分を思い出すと辛い











すり減ってく友情や愛情





何時の間にか敵対象





平和に見える世界は





上辺の上辺1mm











何故心の奥から笑えないんだ





何故こんなに無駄に考えたんだ





素直な少年の心は





あの校庭に捨てたの?





周りの目が気になりすぎてなんか





一歩も動けない僕がいるんだ





時間に限りがある事を





わざと忘れてて











昔病気したとき





眺めた横断歩道





生きてるって気付かされた





この世界の持つ輝きにも











やり残した事ばかりじゃないか?





明日があるからと諦めてないか?





息をしているということ時が





明日も続く保障は無い





好きなあいつに好きと言ったか?





友に感謝の気持ちは言ったか?





誰もが忘れ生きるけど





明日で最後だとしたら





家族にありがとうを言えたか?





行きたい場所へはもう行ったか?





広がる世界に溢れた





人生の1ページ











明日も生きようね