忘れられない従軍の体験
「傷魂」
毎日新聞夕刊に紹介記事が有った
昔
家族から
色々と聞いていた事を想い出す内容である
読みたい
と思った
毎日新聞から一部記載
特集ワイド
日本人の姿、映す鏡に
残虐さ淡々とつづった従軍体験記を復刊
バイオリニスト・黒沼ユリ子さん
魂を傷つけられたという意味なのか。
「傷魂(しょうこん)」という名の本が送られてきた。
副題に「忘れられない従軍の体験」とある。
夏恒例の戦争ものかと、期待もせずページをめくると、戦争末期、36歳で従軍を強いられた日本人が味わうすさまじい「いじめ」に一気に引き込まれた。
戦争で怖いのは戦闘ではない。怖いのは日本人だ。そう結論づけたくなる本は
とぼけた調子で始まる。
<私は今も、よくまあ無事に還れたものだと自分ながら感心することがたびたびある>
1章「奴隷船か、地獄船か」から付記「現世の餓鬼道」まで、理不尽という言葉では言い尽くせない、人扱いされず、ゴミのように捨てられる日本兵の体験が淡々とつづられていく。
以下省略