全日本女子結果から簡単感想①3Aについて | 銀盤の星達

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3Aを跳ぶ選手は紀平選手だけでは無い

 

すごいびっくり

 

すごいびっくり

 

スゴーイ選手が居る!!

 

驚いた!!

以前から知ってはいたが

演技を見たのは初めてでした

 

以下は備忘録として

12/24(月) 17:03配信

23歳

細田采花、涙の会心3Aに海外脚光 米記者賛辞

「出ました!ホソダの美しい3A」

2度大技に成功しスタンディングオベーションを浴びた細田に

海外も脚光

 

細田が会場を大いに沸かせた。演技の冒頭だ。前向きに踏み切ると、鋭く回転。見事にトリプルアクセルを降り、2回転トウループのコンビネーションジャンプを成功。大歓声を浴びると、続くトリプルアクセルも美しく決め、全7本のジャンプをクリーンに着氷させた。ノーミス演技でスタンディングオベーションを浴びると、思わず涙をにじませた。


 冒頭のトリプルアクセルを見事に着氷させるシーンに、米名物コラムニスト、ジャッキー・ウォン氏が自身のツイッターで言及。「出ました! アヤカ・ホソダの美しいトリプルアクセル」と脚光を浴びせると、海外ファンからは「ロシアの女子選手が4回転を決めれば、日本の女子選手はトリプルアクセル。フリーがエキサイティングになってきた」「男子の4回転成功に驚愕していた頃を思えば、毎シーズンこれほど競技レベルが進化していくのはクレージー」「ビューティフル・アクセル!」となど続々と称賛のコメントがつけられていた。

 中には「彼女が引退するつもりだったことを考えたら、そうしなかったことに神に感謝。こんなに美しいトリプルアクセルを決めるのだから」という声も。細田は2016-17シーズンに現役から退く予定だったが、トリプルアクセルを習得し、リンクに立ち続ける道を選んだという。TES(技術点)71.29点は宮原(71.49点)と遜色ない好記録。紀平や宮原と同門の23歳もまた、格別な輝きを放っていた。

 

以上(THE ANSWER編集部記事より)

 

しかし

この技術点はおかしいと思う???3A跳んでるんですけど?

宮原さんよりも下なの?

実績の無い選手には技術点も渋いのね???

 

 

ペタしてね

追加の備忘録として

 

細田采花アクセル成功 観衆を魅了した23歳の演技

 

12月20日に配信された「紀平梨花を『姫』と呼ぶ先輩スケーター/取材ノート」。フィギュアスケート女子の細田采花(あやか、23=関大)が、22歳の関大4年生だった17年2月に後輩の紀平梨花(関大KFSC)に誘われて練習し、突然トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が決まったという話題を取り上げた。

そのシーズンでの引退を撤回し「『ここからでも頑張ったら跳べるんだよ』というのを見せたい」という思いで突入した“現役延長2年目”。全日本選手権(21~24日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)前の原稿だったので、その最終段落には「この取材ノートの結末は、まだ誰にも分からない」と記した。

23日、全日本選手権女子フリーの第3グループ。細田は総立ちの大観衆に囲まれ、感極まった。「うれしすぎて、涙が出てきそうで、出てこず…。『長らくお待たせしました。やっとみなさんに恩返しができました』と伝えたいです」。冒頭、国際スケート連盟(ISU)公認大会で女子は9人しか成功者のいない大技トリプルアクセル(3回転半)に、2回転トーループをつけて成功。さらには続く単発の3回転半も2・17点の加点付きで決めた。SPと合わせて3本の3回転半を見事にそろえると「『きた~!』って感じ。もう満点を自分にあげたい」と明るい口調で振り返った。

自己最高は2年前の15位。“延長1年目”の前年はショートプログラム(SP)26位でフリーに進めず、SPには組み込んでいなかった3回転半に挑むことすらできず、終わっていた。

ISU公認大会の出場経験はなし。全日本選手権も非公認大会のため、3回転半を決めても、世界的に「10人目の成功者」とはならない。それでも自己ベストを大幅に更新する185・74点に、8位という未知の順位もついてきた。「焼き肉に行きたいです。あとはクリスマスなんで、大好きなチョコレートをいっぱい食べたいです」といつもの調子で笑った。

23歳で大きく羽ばたいた理由を、細田は「一番はスケートが大好きな気持ちだと思います」と言い切る。初めて氷に乗った小2の頃、母貴子さんに「行ってみる?」と誘われ、夏の4日間体験講座に参加したのがきっかけだった。クラシックバレエ、木琴、水泳…。さまざまなジャンルに手を出しはしたが「ちゃんと続いたのはスケートだけ。最初はあまり好きじゃなかったけれど、そのスケートが今、一番大好きなものになったんです」と振り返る。

元々、ジャンプは得意だった。「みんな、跳べる時期ってあるんですよ。私はそれが中1だったんです」。何をしても跳べる感覚があったからこそ、成長期も重なり、中学2~3年になると跳べない理由が分からなくなった。名古屋で世代のトップにいた同い年の村上佳菜子の背中を追い、輝かしい世界を目指す意気込みと逆行する現実に、精神面のコントロールは難しかった。20歳を超えてからの可能性を証明したい理由は、それも一因だ。

だからこそ、後輩を見つめる目は温かい。2シーズン前、同じ浜田美栄コーチから指導を受ける宮原知子(20=関大)が左股関節を疲労骨折し、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)シーズンの昨季にかけて、氷を離れる期間があった。遠征では同部屋が多く、関大での練習後には2人で食事にも出かける関係。細田はその時も、宮原に普段通りの明るさで接したという。

「ケガが辛いっていうのは一番分かるし、滑れない辛さも分かる。だからこそ、放っておきました(笑い)。さとぴ~(宮原)は人前で悩みとか絶対に出さない子。采花は対照的に喜怒哀楽を出しちゃう方なんで(笑い)、そのまま、いつも通りです」

全日本選手権女子フリーは、細田の次を同じ「浜田チーム」の白岩優奈(17=関大KFSC)が滑っていた。「練習が大好き。先生も大好き。チームのみんなも私の支え」と語っていた細田は、取材を終えると、その場で次の番を待っていた白岩を数十秒の間、抱きしめた。9位に涙を浮かべる後輩の頭にそっと手をやり、耳元で優しく2人だけが共有する言葉をかけた。

次戦は19年1月末の国体(北海道・釧路市)出場を予定し、その後の競技人生は未定だ。「頭が変なので、家族と先生と相談して決めたいと思います」と笑わせると、ISU公認大会での3回転半成功を願う声にも「全日本で(3回転半を)降りるというのが最大の目標だったので、そこまで考えられていない。達成感が強いです」と素直な思いを口にした。

平成最後の全日本選手権。女子のハイレベルな優勝争いとともに、23歳の演技は、多くの人の胸に刻まれた。【松本航】(ニッカンスポーツ・コム/スポーツコラム「We Love Sports」)