フィギュアスケートでボレロといえば
1984年サラエボオリンピック
アイスダンス・イギリス
トービル・ディーン組の曲
見ている時
母が「最後死ぬよ」と言った
ダンサーが最後ボレロを踊り死ぬという
映画「ボレロ」(1934)のストーリー
映画に詳しい母が
昔の映画を教えてくれた
映画でボレロといえば
「愛と哀しみのボレロ」(1981)を見たが内容としては
前者の方だろう
フィギュアスケートには映画を思い出させる曲が有る
映画で有名な曲を使用している場合もある
今季カロリーナ・コストナー選手がLPをボレロに戻した
いまだコスのボレロは曲だけが印象的すぎて感動するまでには至っていない
そういえばライサチェックもボレロの時が有ったらしいが
全然憶えていない
記憶に残るプログラムて難しい
記憶に残る選手になる事は本当に難しい
結局、滑る技術とは関係ない所で
曲のイメージと振付によって印象が決まる気がする
選曲と振付による演出
現在、上手い振付師は誰だろう?
バンクーバー五輪女子ではウィルソンが勝った
007はEX用程度の振付だと思うが
残念な事に五輪用には十分だった
印象的で軽く薄っぺらな楽しい振付
スピードを殺すことになる様な技術的に難しい事は省き
スピードを出せる振付にした
休憩中に印象的な子供っぽいポーズを入れた
子供っぽい振付だと思ったよε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
しかしパチンポーズしか思い出せない(;´Д`)ノ
曲も007だったというだけで何も出てこない

エッジワークの女王浅田真央選手の様な
難しい事はしなくて良いという振付だった
だからかな?ウィルソンLPは全然記憶に無い?曲も?
SPはウィルソンの最高傑作かも?
タラソワは休憩なし難易度重視のマックス振付

競技用の振付というなら答えは1つだが
何故今更タラソワなのか?と08年コーチになった時思った(((( ;°Д°))))
タラソワは新採点に遅れているといわれていたのに?
「真央ちゃんはこれ以上難しい事はしなくて良いと思う」
と当時、渡辺絵美さんが言ってたが本質を言っていたと思う
ルールに対応する事が結局は勝利に繋がるけれど
日本は他競技でもルールへの対応が遅れていると言われてきた
採点競技は選手個人の力だけでは勝てないと思う
しかし演技だけで感動させる事が出来れば曲も後から付いて来るだろう
2012年変な振付SPと変な曲LPを滑った高橋大輔選手の様に


意志の力を感じさせる浅田真央選手

だからこそ浅田選手にはノーミスで後悔しない演技が出来ます様にと
願う



