11月28日〜30日。

大阪から両親が会いに来てくれた。

よく調べると会うのは5年ぶり。

4年前、母の勘違いから縁も切られたので

長く感じ7年ほど会ってないように感じていた。

 

私が東京へ来て16年。

9年前、母に結婚を反対され

初めてこちらに来てくれた今回。

 

きっかけはポピー

 

電話での会話でチラッと

ファンになったポピーの話をした。

私が強烈に誰かのファンになるイメージがないようで

とても心配されてしまったのが事のはじまり。

寂しい思いをしているのではと思われたよう。

 

初日28日到着の夜、鰻のコースを食べに行った。

ここは特別な時にだけ利用するお店。

 

きも焼き、にこごり、鰻白焼、肝吸い、

鰻重など色々。

そしてまた写真を撮れなかった。

どうも相手がいると写真を遠慮してしまう。

お店の画像をお借りしました

 

招待したつもりがご馳走になってしまった。

喜んでもらえたので、うなぎにして良かった。

 

自宅へ初めて招き、あつこさんとポピーの話しや

みんなの健康状況の話しを。

父はこちらへ来る前に気になる症状があり、

再検査を12月に行い12月19日あたりに結果が出るとのこと。

大きな病気ではない事を祈るばかり。

 

自宅から1番近いホテルをとっていたので歩いて行ける場所。

そしてホテルへ送った。

 

2日目

朝9時半にホテルから家に来てくれた。

そして昨日両親とあった時から違和感が。

昔から目がとても悪くずっとメガネの母、今は緑内障も。

外に出ると母のメガネがサングラスに。

室内で気がつくとふつうのメガネに変わっている。

聞くと、紫外線を浴びるとサングラスになるレンズだと言う。

 

私はコンタクトもメガネもつけられないほど敏感な目。

メガネは3回作り、ワンデーコンタクトも眼科で張り付いて

しまい眼球のカーブを合わせ色々買ってはつけられず

期限がすぎ処分になってしまったのでもう16年諦めていた。

なので生まれてからずっと裸眼。

 

すると母がメガネを見に行こうと言いだした。

気にいる物がなくても買うまで引かない母を想像できた。

時間がかかりそうなので、父と夫は自宅において出た。

 

近くのメガネ屋に行き、視力検査を。

私は裸眼で不自由はなかったけれど、

0.1なかった事に2人で驚いた。

 

前からいいなと思っていたデザインを店員さんに見せ

似たような物を試着。似合わなくはないけど大きいと店員さん。

値札を見ないで試着していく中、母が持って来たメガネを。

値札を見ると高い。母と目が合う。

 

そしてフレームがピンク。嫌だった。

身につける物でピンクは嫌な私。

可愛い物より昔からシックやクールな物を選んでしまう。

 

悩んでる間に、夫を呼ぶ事に。

夫にも買ってあげたいと。

夫と父到着。

 

夫のは、私の腰元の棚にあったコレいいなと思った物を

とりあえずかけてみてもらった。

まさかこれに決まると思わず値札も見ず。

似合っていた。検査をすると夫は2.0。いらないでしょメガネ。

ただ老眼が入っていたので老眼鏡をレンズ下に入れ

紫外線があたるとサングラスになるレンズで作る提案をされた。

 

結果、夫はそれに決まり。エンポリオアルマーニ。

ブランドに1ミリも興味がない夫に。

 

私は最後までピンクが嫌で悩んでいた。

私の候補は、

メガネ屋オリジナル商品の細い金縁で下半分はフレームなし。

 

お店のオーナーさんは親子なのかとても上品な方。

 

私が何度も2つのメガネをかけ見比べていると、

「上品でピンクのメガネがお似合いですよ本当に」と。

 

こんなメガネ似合う人いるの?と心の中で思った。

上品で似合うって私もちゃんと上品ですか?と聞いてしまった。

「ええ!1番似合っていますよ。バッチリですよ👌」と。

手でこのオッケーまでしてくれたご年配の上品なオーナーさん。

そしてこのメガネはPRADA。

 

本音を言うと、どうせPRADAならもっと気にいる色で

欲しいと思った。なので色違いがないか調べてもらった。

気にいる色違いは無し。

 

みんなを待たす中、その場の5人一致でピンクがいいと。

私はサングラスになるレンズはやめて、よく分からないけれど

ルテイン保護レンズにブルーライトカットを入れてもらう事に。

 

愛情表現がお金でしかできない母。今だから理解できる、

母の両親は幼少期から入院しており母自身が愛情を知らない。

私は子供の頃、そんな母が嫌だった。

参観日に来てくれたのも一度だけ。

結婚後は反対された事もあり一切物も受け取りたくないと

拒絶してきた。お金をだし口も100倍だすから。

 

でも今回は私と夫へのメガネ。

金額は母も想定外だったと思うけれど、

ありがたく買ってもらう事に。私達も喜びを伝えた。

 

似合うかどうか自分ではわからないピンクのメガネ

歳とともにレンズを変えて、きっと私は一生大事に使うと思う。

母の気持ち。今回はとても温もりを感じた気がした。

 

出来上がったら是非ブログに写真を書き留めたい。

 

以前にも書いた

ゴールデンレトリバーのような父と、

ピットブルの母

 

どこへ行っても文句を言う母が、今回だけは満足してくれる

3日間になれば良いなと祈りながら

あっという間に時間は流れていく。

 

そういえば、

ブランドだからではなく、丈夫で長く使えるという理由から

PRADAのパラシュート生地のバッグが母のお気に入り。

10年ほど前に想像を超える小ささで使えないと

私に送ってきた物があった。

それが私が仙台に行った時に使ったポーチ。

 

 

理由は何であれ、母からの物は大事に置いている。

30代だった私へ購入していた

全身小さな魔女がびっしり描かれた黒いパジャマも、

百均で買ったであろう変な柄の靴下も。

 

母は私からのプレゼントも私からとも忘れ簡単に捨てるけど。

 

もしかしてPRADAはメガネも丈夫かもと思ったのか?

ブログを書き留めながら

内容も容姿も全く違うけれど、

ふと《プラダを着た悪魔》の映画タイトルを思い出した。

 

 

 

ポピーはあつこさんのご家族です 画像をお借りしました

 

ポピー♡私も鰻屋とメガネ屋で同じポーズだったよ!

どんな表情で見ているの??

 

両親にもニューヨークのあつこさんとポピーに

会いに行く宣言をした。ポピー!元気に待っていてね🐾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     Nordgreen(ノードグリーン)