≪細野総理補佐官≫子供への年間被曝量20mSvは問題と認識 | RE:SUKI

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考えましょう

「やじうまテレビ」に出演した細野豪志(ほそのごうし)総理補佐官の発言が注目されています。「通常の放射線防護基準に近い年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」と話した小佐古敏荘東京大学教授の指摘に近い考えをお持ちのようですが、「国際的な基準に準拠せざるを得ない」とし、ICRPの勧告に従っているのが政府の現状であると説明を行いました。

「20mSv浴びるのはよくない」ということですね。

■細野補佐官
「20mSvの放射能を浴びることはですね、いいことではないということはみんな思ってました。」
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■細野補佐官 「私ももちろん思っています」
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■質問
「どうして10mSvにできないのですか?」
(10mSvの根拠は不明)

■細野補佐官
「どうしても国際的な基準に準拠せざるをえませんので、そうするとICRPということになるんですね。で、ICRPの中に書かれているのは、事故が起こった後、平常時までに一定の猶予期間があるとすれば、その間は1~20とそういうのが書かれていますから、それをいったん基準として採用しつつ、しかし20mSvになるのはまずいので子供たちにどう配慮していくのか・・・」

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「まずい」と思われるのは当然ですが、この発言の中に大きな間違いがあります。ICRPについての説明で、「その間は1~20とそういうのが書かれていますから」と範囲を1~20mSv(ミリシーベルト)なので20mSvが国際的な基準なので仕方がなく、日本政府としてはどうしようもないとお話のようですが、これが大きな間違いです。

以前、別の民主党議員がコピーされた用紙を持ち説明されている映像を見ましたが、ICRP2007の勧告では" lower part of the 1-20 mSv/year"と年間1mSvから20mSvの「低い値」を選ぶことを勧めると書かれているわけでして、いったん基準として採用したとする20mSvという数字の根拠自体が間違っていることになるのです。

"the Commission recommends that the reference level for the optimisation of protection of people living in contaminated areas should be selected from the lower part of the 1-20 mSv/year band recommended in Publication 103 for the management of this category of exposure situation. "

さて、菅総理を筆頭に枝野官房長官など、小佐古教授の発言を否定した人々はどのような結論を出してくれるのでしょう?総理補佐官の細野さんが「よくない」と思っている子供の年間被曝量20mSvは、いつ見直しがされるのでしょうか?もちろんその際は、菅総理周辺の方々はきちんと国民に謝罪を行うのですよね?すでに遅かったというケースがないことを心より願います。

静岡で放射能により福島の子供が死んだという怪しい情報が流れたり…

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http://twitter.com/#!/skmt09/status/661167329762
詳細⇒http://birthofblues.livedoor.biz/archives/512418

例の食中毒はキムチの原料であるハクサイによる放射能被曝だなんて本当か嘘が分らない微妙な話が流れるのも、政府の対応が良く分らないものになっているからのような、そんな気がする日々です。

より安全な基準を選びたくないのはどして


■原発】細野補佐官「20mSv浴びるのはよくない」(11/05/04)