映画「The 4th Kind『フォース・カインド』」の試写を観れましたので、ちょっと書きます。いつものように、ネタバレがありますので、見たくない方がブラウザの×でこのサイトを消すか、他のサイトへ移動をお願い致します。
映画は２００９年１２月１８日全国ロードショーになります。
■公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/the4thkind/
↓それでは、試写のレビューを開始します
恐らくですが、題名だけでどのような内容の映画であるか理解できる方は少ないのではないかなと思いました。分かりますか？「The 4th Kind」を日本語にすると、なんとなく分かる方が増えると思います。
1st Kind sighting
2nd Kind evidence
3rd Kind contact with extra-terrestrial
4th Kind abduction.
「第４種」
究極のネタバレですよね。
ある物が好きな方にはすぐ分かるかもしれません。
映画宣伝の写真だけを見ると、幽霊の出るホラー映画かと思うわけです。思いませんか？横で観ていた方は、「宇宙人か」と言っていましたので、ホラーとかスプラッターと勘違いしていたみたいでした。
この映画の大きなポイントは、実際に起こった映像に合わせ、主演のミラ・ジョヴォビッチ（Milla Natasha Jovovich）など俳優が演技を行うことにあります。画面に「右（実際の映像）・左（俳優による再現映映像）」のように、再現映像を観ながら実際に起こった話を追う内容になっています。
実際のフィルムが現実であるかどうかは、お考え下さい。
色々な受け取り方があると思います。
ストーリーはある女性精神科医を中心として始まります。Abagail Tyler博士は、チャップマン大学でインタビューを受けています。（実際に起こった出来事をカメラで録画した映像が映画の中心です）
２０００年にアラスカ州ノーム（Ｎome）で、１つの問題が発生します。町の住人が、窓のそばにいる白いフクロウに見られ、不眠症になるという問題です。精神科医のアビゲイル・タイラー博士（ミラ・ジョヴォビッチ）は、それらの問題を解決するために、町の人々の悩みを聞き、催眠術を使った治療を行っていました。そして、同じ精神科医であった夫が、何者かに殺されるというトラウマを持つ彼女も、心に問題を抱えていました。
ある日、彼女が診察した男性が家族４人を殺害し自殺。さらに、別の男性にも催眠治療中に重大な事故が発生。アビゲイル・タイラー博士は、警察にマークされます。そして、警察官が見守る前で彼女の家に起こる悲劇…。そして、彼女の夫の死因は何だったのか？
深まる問題から、ある行動により自身の無実を証明しようとします。
その方法は…！
――ということでさすがに全部書くと、こういう映画はお楽しみ０になってしまいますので、やめておきます。
現在はアメリカ東海岸で医師の介護の下、寝たきりの生活をしているとされるアビゲイル・タイラー博士の話や、仲間のAbel Campos博士、古代シュメールの言語学者であるOdusami博士の状況など、実在する人物か架空なのか、分からないキャラクター設定が絶妙です。
実際に起こったとされるＵＦＯや宇宙人との遭遇での録音された人々の声なども流れ、リアリティ溢れる構成になっていました。
嘘を書いてもアレなので書きますけど、海外での評価は良いものとは言えない感じだそうです。さらに、映画に関連する偽物のニュース記事を作成ということが、問題になりました。ネタとはいえ、嘘の報道をインターネット上に流すことが問題であると見られたのです。偽りの報道を見て、勘違いしたり、信じきったりする人が出る可能性がありますからね。
□関連報道（英語）
http://www.breitbart.com/article.php?id=D9BU5KV81&show_article=1
個人的には、フェイクの中にフェイクを演出するという点が面白かったです。ＦＢＩがノームに訪れる回数がやけに多いという不思議な話が現実かどうかは確認していませんが、本当ならちょっと怖いなと思いましたよ。
■The Fourth Kind Trailer（英語）
女性の顔のモザイクの意味は…
■『The 4th Kind (フォース・カインド)』予告編（日本）
ミラジョヴォビッチという発音が好き ――なんとなく６５点