「最後のパレード」の最期のパレード | RE:SUKI

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考えましょう

自主回収になったようですね。


「最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話」


20万部以上売れた本を書いた、いや、今は盗作したと言われているのですかね?中村克さんという講演会などをこなしたりしていた、ディズニーランド(オリエンタルランド)の元スーパーバイザーの本だそうです。


発行元の「サンクチュアリ・パブリッシング」が、自主回収を始めたという話です。この本は、ディズニーランドだけが知っている涙、涙の話なのですが、最後は自身が涙に暮れる結果になったようです。


何よりこの方のブログを私が見ていたのは、その内容への驚きからでした。講演活動などもされているような立派な方のはずが、以下のような内容を書いていたのです。(http://gpscompany.blogdehp.ne.jp/より)

「読売新聞社の前で焼身自殺したい」


「心傷つけテポドンを発射」


「日本テレビを提訴します」


「このニュース記事の無断引用、掲載を固く禁止します。」

「読売グループの集団IQは、ディズニーが200とすれば読売は60くらいでしょうか(笑) 」



「小沢一郎民主党党首の気持ちもよく分かります。」と書き、自身と小沢さんを重ねてみたり、盗作している人が引用を禁じたり、集団IQ…。何かと面白い人だなとは思っていました。「自殺してみたい」、なんてブログに書くと警察が来るのは分かりきっている話ですよね?


わざと話を盛り上げる為に書いてるのかなと最近では思うようになっていました。捨て身の作戦?というか捨て身すぎて、みなさん引いていたのではないかとも思いますが。


なぜか攻撃されていた読売さんの記事によると、33話のうち2話が、社団法人「『小さな親切』運動本部」が主催したキャンペーン入賞作と、東京ディズニーランドを運営する「オリエンタルランド」の社内教育文集のエピソードに酷似していることが明らかになっている 、とのこと。  


2ちゃんねるのプロ作家並みの方々が考えた文章を、盗作していたなんて話もあったり、どこまでが盗作なのか不明な状況になってきているようです。証拠がはっきりしないものもあるとか。


「パクりか引用か」、なんてのは非常に難しい話で、(どこそこより引用)と書いておけば、研究材料としては問題がないとか、感覚的な面でしか分かっていないの人が多いのではないでしょうか?私もですけど。


色々な方々の書かれた文章を、引用や参考にして考えるわけでもなく、そのまま「感動しなさい」で盗作では、やはりどこかおかしいと思った今回の騒動でした。



~ここからうちのブログの話



今回の本は、本の売りである「感動話」を盗み収益を得ているわけで、利益を得ていない一般のブログとは話は少し異なるかもしれませんが、私が指標としている文章があるので、ご紹介しておきます。


オフィス・マツナガさんという、記者は記者でも記者中の記者というスペシャリストの集団があるのですが、その方々がブログの書き方に注目をされていました。


1:引用した雑誌記事の分量は、自分のブログ記事の半分に以下におさえること。ブログ記事の、50%以上を、雑誌記事の転載引用で、自分のオリジナルな文書が、ほとんどない記事は、著作権(転載、引用)でとわれれば、ほとんどアウトになる。

2:興味もったら、取材してみる。なに、この取材はその雑誌の編集部に電話するでもいい。「一読者ですが・・・この記事について少し聞きたい」といえば、邪険にする編集部はまずない。そこで、2-3の質問をぶつけてみる。たいした内容がない場合もあるが、なかには、暇な記者や、編集者がいて、おもしろい話をききだせるかもしれない。 「オフイス・マツナガのブログ日記!2008年05月30日より」


週刊誌からの引用をすすめる記事だったのですが、以下の様な注意点を書かれていました。


1:必ず週刊誌をかって読むこと。

2:引用していいが、まちがっても全文引用したり、スキャンして掲載しないこと。

3:必ず、出典やら、各雑誌のHPがあるから、リンクをはってあげること。

4:写真の転載は100%著作権違反。ただし、各雑誌がHP上で公開している写真は、いわゆるグレーゾーン。これなら、ぎりぎりセーフの可能性があるというか黙認される場合がある。


まとめると以下のような形です。


1.必ず自身のオリジナルの記事を書くこと

2.内容は、記事全体の50%以上→自身の記事がない場合はアウト

3.雑誌社などへ質問をしてみよう

4.週刊誌を買おう

5.リンクを貼ろう

6.写真の転載は100%著作権違反、HP上で公開されているものはグレーゾーン


私自身もラインをどこかに引こうと考えていた時期がありまして、たまにハメを外しますが、基本はこの考えを元にしています。ほら、記者さんの言うことですからね。これ以上は何も考えない。うん。


私は、海外の記事から引用する場合は、政治家や注目された人物の「話した言葉」を中心に引用しています。それが良いか悪いかは、本人にしか分かりませんが。


今回の出来事を考え、人の言葉から書ける記事を目標に、ブログを書いて行こうと思いました。私も新聞社の記事を引用転載しているので、えらそうなことは言えないのですが、一応気にしていることはあるのです。


色々世の中は難しい



■紹介?



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