イスラエル ハマスに日本を見る | RE:SUKI

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考えましょう

イスラエルの新聞である「jerusalem post 」に、'Do to Hamas what the US did to Japan'という記事が掲載されました。イスラエルの極右組織「Yisrael Beitenu」の会長である、Avigdor Lieberman氏が伝えました。


「アメリカが日本に行ったことをハマスにしなければならない。」とのことですが、それは第二次世界大戦での日本の降伏についての内容です。


"Israel won't be secure so long as Hamas is in power, and therefore we need to come to a decision that we will break the will of Hamas to keep fighting,"
「ハマスが政権を握っている限り、イスラエルに安全はないだろう。したがって、私達は、私達が戦い続けるハマスの意志を打ち砕く、という決定をする必要があります」


ガザ地区からイスラエルへの攻撃を防ぐ為には、ガザ地区への攻撃を続けなければならない、という意思の表明です。

"We must continue to fight Hamas just like the United States did with the Japanese in World War II," Lieberman added. "Then, too, the occupation of the country was unnecessary."
「アメリカ合衆国が、第二次世界大戦において日本人に行ったことと同様に、私達はハマスと戦い続けなければなりません」

アメリカが日本を降伏させた結果、"The occupation of the country was unnecessary."と国家の占領は不必要であったという内容を語っています。日本を占領せずに、アメリカの監視下に日本を置くことに成功した、ということでしょう。


イスラエルとハマスの戦いの中、日本の名前が出されたことに驚きましたが、イスラエルは現在のハマスの状況を、かつての日本と重ねているようです。徹底的に叩けば、いつか落ち着くということです。


あなたは、この話にどのような感情を持ちますか?

発言を行った方が、イスラエルの住民の総意ではないとは思います。


しかし、その様な考えがあり、それを支持するイスラエルの国民がいることも事実です。日本は第二次世界大戦で、アメリカに敗戦しました。これは、歴史が証明しています。


日本がアメリカ降伏したことで、日本独自の道を歩めていると考えているようですが、私は必ずしもそうであるとは、考えていません。むしろ、その逆の可能性すら感じています。日本にとって戦争は、忘れ去られた過去ではなく、これからも考えなければならないことです。


「Yisrael Beitenu」はイスラエルでは5番目に大きな党ですが、今回のハマスとの戦いの中、イスラエルの次の総選挙では、4番目の党へとランクアップすると見られているようです。ハマス壊滅への、イスラエル国民の意思は固いということでしょうか。


1月14日現在、パレスチナ・ガザ地区では970名(うち女性と子供400名)が亡くなり、4300名が負傷しています。対するイスラエルは、10名の兵士と3名の一般人が亡くなっています。


戦闘開始から19日目の夜間にも、ガザへの爆撃は続いているようです



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