ビンラディンの映像

そして、ビンラディンの新たな姿がそこにはありました。

そうです。彼は生きていました。

３年前の映像と比較すると白いヒゲを黒く染めていますが、アメリカに対しての言葉を、はっきりと話しています。

↓その映像

映像の中で、様々な発言を彼はしています。

an eye for an eye, a tooth for a tooth and the killer is killed...

「目には目を、歯には歯を、そして殺人には殺人を」、という感じですか。

There are two solutions to stopping it. One is from our side, and it is to escalate the fighting and killing against you.

彼は、戦いを止める２つの解決策がある、と伝えています。

１つはビンラディンサイドにつくこと。

もう１つは、あなた（アメリカ）に対して戦いと殺戮を拡大すること。

そしてこの様に伝えています。

The second solution is from your side. I invite you to embrace Islam.

「２つの選択は、あなた側にあります。私はイスラム教の受け入れを、あなたに誘います。」

そのままですが、イスラム教を信仰すれば助けてやるということでしょう。

９・１１の同時多発テロから６年が経過した今、なぜこの様な映像を出したのでしょう？

この６年で力を付けたことへの自信からの行動なのか。

それとも、結束力を高める為なのか。

９・１１に向け、アルカイダは新たな動きを取っているのでしょうか？

ＣＮＮにもビンラディンに関する記事があったのですが、それは２００１年にビンラディンと接触した医師が存在しているというニュースでした。

アフガニスタン東部トラボラへの米軍のＢ５２による空爆時に、バタリフィ医師はアルカイダの戦闘員の治療に当たっていたのですが、あまりの空爆に退避ルートをアルカイダの幹部に教えて貰えるよう頼んだのです。

約２週間後にその望みは叶えられたのですが、その時に面会できた幹部がビンラディンだったようです。
逃げ道などを確認したのですが、ビンラディン自身も分からないと返答を受けたそうですが、トラボラからビンラディンはいなくなったようです。

死亡説が出ていたビンラディンでしたが、生きていたということです。

しかし、現在の「生」に対する報道の多さに、１つの疑問を抱く方もいるでしょう。

ＣＮＮの記事も、「なぜ今頃…」という記事に見えないこともありません。

上で紹介した映像が、当時のビンラディンからすると若すぎるという声ももちろんあります。

現在の流れが事実なのか、それとも作られたものなのか。

果たしてどちらなのか。

私は両面から見ていますが、答えは出せていません。

言えることは１つ。

人が殺しあう果てに、人は存在しません。

人が人で無くなり、その存在を消す日まで、戦い続けるのですか？

誰が、それを望んでいるのですか？

↓これ以外はない

ＲＥ：ＳＵＫＩ