ハンドレアードのハリスホークなら、たぶんヒナをお渡しされるのはピークを過ぎている頃だと思われます。
引き渡しはだいたい孵化後一か月くらいから始まっていると思うのです。
ブリーダーが育ててきた子なので、もちろん人間にプリントがしっかりと入っている子になっているはずです。
これらのヒナを渡されて飼い主が自身にかわるわけですが、今まで餌を貰っていたブリーダーと別の人ですから引き渡し当初は少しとまどいや警戒が出てくるとは思いますが、ペアレントの子と比べて移行はうまくいきやすいと思います。
まずは自身にしっかりと慣れてもらうのに出来るだけ長い時間を共にすごさないといけないことでしょうね。餌を与えてくれる人は強烈に印象づくことと思います。ワタワタの産毛から、飛べるようになる羽根を盛んに形成するわけですから、一生のうちで一番食いまくる期間なのではないかな。
この時期の餌鳴きなんて至極当然の行動であり、満足するまで与えてやらないとです。
日に日に変化していくこの時期の姿はペアレントレアード一択だった私には未経験の姿であります。
ペアレントレアードの子なんてもう親とほぼ体形的にはおなじくらいですから、もう若鳥といってよいくらいでヒナらしさはみることができません。
孵化後120日齢で、育てた親にプリントして、しっかりと警戒されちゃいますから。
今近づいてもくつろいでいる麗を見るにつけ、「お前も最初の頃はそうではなかったな。」・・・と思うことしきり。
さて、今日もウズラを持って小屋の階段上ろうか。
私は給餌の定時は決めておりません。
詰めている時なら同じ時間ばかりにすると、かならず催促の餌鳴きするようになりますからね。
ただし今は暑い時期で消耗しないし、たっぷり食っているので時折腹ペコ感は演出していかないと餌のありがたみが薄れてしまうような気がします。
もちろん餌鳴きするようなとこまで腹減らしていないと思ってます。
ただ、催促するときはピッピッという親におねだりする鳴きでなくて、「クワ―!」腹減った。さっさとメシ持って来いよ!・・・と文句的に催促してきます。