麗と2時間耐久戦 | sukimonochuuのブログ

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猛禽に魅せられた好者で数奇者の日記

※ 猛禽類は肉食の鳥である為、残酷と思われる画像や記事が含まれる場合がありますので、嫌悪感を持たれる方は閲覧を御遠慮願います。ブログ主は委細かまわずに記事アップしていきます。

悲しいお知らせです。

今日麗ちゃんと離れてしまいました。

いい子でしたが、縁なくはぐれてしまって今は傍らにおりません。

どうか元気に生きていってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな記事を何時か書くときがやってくるのでしょうか?

 

今日は体重970g。どう見ても秤あちこちから見ても970g。

 

ちょっとまずいかもと心の中でよぎりました。

 

いつもの散歩道は今日田んぼのパイプラインテストでひっきりなしに車が通行します。

ですので本日は河川敷に移動しました。

この体重で行きつけない場所にいって大丈夫なのか不安でした。

不安は最後に的中しました。

本日は松の枝からスタートです。

行きつけない場所なので最初に口餌を一口与えてから離しました。

 

 

いきなり電線にまでいっちゃいました。

見晴らしいいでしょう。きっと次どこに行くのか探すはずです。

 

 

この電柱も長くこの状態でとどまってました。

実際はこの時ルアーをだして回収しとけばよかったのかも。

 

ここから宅地方向の高い杉の木を見付けてしまい。喜び勇んで飛んでっちゃいました。

 

 

ズームで拡大してますが電柱より高い杉なので25メートルくらいの高さがあるかもしれません。

 

ここが非常に長かったのです。丸の中の状態のようにいつも体勢が起きてます。降りてくる気配はまったくないです。

 

GPSは心強い装具ですが、降りてくる気の無い鷹には場所が分かっても回収には役に立ちません。

 

ここからルア―取り出して家の人に敷地に入ることの許可を得てからルアーを振り回します。

 

あっちを向いてるときは何してもダメです。見ている方側に行くか、こっちを向くまでお休みです。

振り回すと目で追いますが、飛んでくる事前にはいつも前傾姿勢になるのですが、それがありません。

ルアーのズル引きもいっぱいしました。

これも目で追いますが飛ぶ気配は全くなしでした。

 

延々とルアーを引いていても慣れられるだけなので、;麗にくる気が無い場合は、姿を見失わないようにして休んでいるのが正解です。

 

しかし私の姿だけはかならず麗の視界の隅に必ず置いときます。

 

時間はドンドン過ぎて行きます。こうなったらどこまでも私は付き合う気ですが何かいい策はないか考えます。

 

ここで救世主登場。私の仲間が私を見付けて車から降りてきました。

渡りに船です。仲間に我が家に行って、今鳥かごの中にいるウズラを一羽もってきてほしいとおねがいしました。

 

ウズラ到着。

ルアーの紐で足をしばり、紐を長くして飛ばします。

 

効果てき面。これには反応します。一発で降りてきましたが、掴み損ねました。

久々の活です。2回目は近距離の枝からなのでちゃんとキャッチしました。

 

この杉の木から降りてくるのに2時間を要しました。

 

もうウズラは麗に殺られてしまっているので、麗に思う存分食わせました。

取り上げることは出来ません。めったにやらない活ですから、この肉のおいしさを十分堪能させてやります。この状態の翼と尾羽の隙間からジェスを引っ張り出して手綱に繋ぎます。

 

 

近くに子供の遊具があり、隣に桜がありました。

完食の記念写真です。

カメラ目線のいい写真が撮れました。

 

たとえどんなに麗に振り回されても麗を叱ることはありません。

本能でやっていることであり、鷹にとっては手綱から放れると自由が選択出来ます。

 

 

今日のソノウは一段と膨れていて、たぶん明日はメシ抜きになるでしよう。2日くらいはめしくれコールは聞こえないでしょうね。

 

麗と出会って今日でやっと5か月目です。半年も経っていません。

 

冒頭で書いたようなことが今後無いとは限りません。全くの保証なし。神のみぞ知る。

 

いつかは別れが必ずやってきます。願わくばそれが20年以上先であってほしいです。明日にそれがやってくるかもしれないですし、麗が長生きで延びる可能性もあるかもしれないし、私のほうが先にくたばることも考えられます。

 

「今を精一杯付き合う。」

これですね。これしかないです。

 

なぜこんなに戻りに対して危険な体重で飛ばしているかというと、換羽期に入った麗の栄養補給をしながら、やがて防鳥を麗と一緒にするためです。

麗がきてから私の昼休みは無くなりました。

ほとんど毎日欠かさず麗と一緒の時間を作っています。