おもしろい記事が飛び込んできた。

 

<参考サイト:HTB:北海道テレビ放送>

「町内会費の一部を神社に支出していることは信仰の自由を侵害すること」 旭川弁護士会が町内会に勧告

 

よくある、「信教の自由」にからめた、ある地域住民の反発なのだろう。同じような問題に戦時中に地域から出征した方々の「忠魂碑」の問題などもある。そして、「地域」と考えると、「鎮守の森」の寺院などだ。

<参考:最判平5.2.16:箕面忠魂碑事件

 

記事の中では、「町内会の会計から祭典費として上川神社と北海道護国神社に支出することをやめるよう求めています。」とあり、「市民の申し立てに基づいて人権擁護委員会が調査した結果、信仰の自由を侵害している」との判断だ。

 

でも、地域で開催されている「祭り」て、どこが主催? と、考えると、これは一般的な考え方なのだろうか。支出金額も「それぞれの神社に年間1万円から2万円を支出」としていて、特段に問題になるような金額でもない。中には、「ワタシは日本の神・仏を崇めてはいない」と言って、この1万円なり2万円なりから、ジブンの負担金を引けというのだろうか。もし、そうならば、1万円・2万円を頭割りでその反対者の負担分を引けばいい。ことさら、人権擁護委員会に訴えるほどのことではない。

 

こういった、判断、自治会・町内会では「困る」案件なのだ。「地域のために」と思い、その中心としてのシンボルで、「神社仏閣」があることは、ある意味では、震災時の避難場所を提供してもらったり、自治会の集まりの場所としての「ココロのよりどころ」としても、大切な部分であるとは思うのだが。。。それがわからないヒトがいる、ということだ。

 


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