ChatGPT-AIが流行りのようで、いろいろ使えるので、ワタシも試して、使ってみている。数ヶ月前よりはかなり使えるようになってきと感じている。実際に試すときには、ジブンが良く識っている「使いそうなジャンル」で検証してみることが多いのだが、今回、税務的なことを訊いてみた。これで使えれば、なかなかのものである。

 

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質問

在任期間が2年の役員の退職金が6,000,000円の場合、源泉所得税はいくらになりますか。また、その計算式を教えてください。

 

 役員退職金に対する源泉所得税の計算方法は、日本の税法に基づいて以下の通りです。


退職所得控除額の計算:
任期が2年の場合、退職所得控除額は次の計算式を使用します:
退職所得控除額=40万円×勤続年数
この場合、勤続年数は2年ですので、退職所得控除額は:40万円×2=80万円
40万円×2=80万円

 

退職所得の金額の計算:
退職所得金額は次の計算式で求めます:
退職所得金額=退職金−退職所得控除額
退職所得金額= (退職金−退職所得控除額)
÷2

退職金が6,000,000円、退職所得控除額が800,000円ですので、退職所得金額は:
(6,000,000−800,000)
÷2= 5,200,000÷2 =2,600,000円
 

源泉所得税の計算:
退職所得に対する税率は、通常の所得税の速算表を使用して計算します。2,600,000円の退職所得に対する税率を適用します。

速算表を使用すると、2,600,000円の所得に対する所得税は以下の通りです:

<速算表>

所得金額          税率          控除額
~1,950,000円             5%        0円
1,950,001~3,300,000円    10%        97,500円

2,600,000×10%−97,500=260,000−97,500=162,500円
したがって、源泉所得税は162,500円となります。


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ううむ。よくできていいる。他のChatGPTでやってみたら、<速算表>を使っての計算方法が違っていた。しかし、上記にも問題はあるのだ。ポイントは在任期間が2年だった、というところだ。

 

平成24年度税制改正により、平成25年1月1日以降に支払われる、勤続年数が5年以下の役員等への退職金(特定役員退職手当等)について、2分の1課税が廃止されることになりました。 この改正は、公務員の天下りを規制する目的で導入されたものですが、一般企業の役員にも該当することになりますので注意が必要です。

いつも、ChatGPTを使う時に気をつけたいところは、ある程度は導きだせるのだが、肝心なところは、やはり原点にかえって、確認しておいた方がいいということだ。

 


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