2024年の3月に入ってから、「春8番」ぐらいの強風にさらされている。また、「春の雨」も多くなってきた。3月15日にS市の緑地課のSさん宛に「工事完工」の書類を提出する。完工届とガーデニング会社の領収書、そして「完成写真」だ。当初の予定では、これで20日の春分の日明けの21日に「検査」を受けることになっている。これでも、S市に期限を延ばしてもらっての対応だ。

 

19日にS市の緑地課のSさんから、電話がかかってきた。検査は26日(月)に実施することになった。開始は9:30。26日(月)はゴト日(5・10の納品等が多い日・締切日)なので、道路は渋滞するだろう。Z市の自宅からS市の転居先まで、クルマでいくと、通常は45分程度だろうが、通勤時間帯とも重なるので、1時間30分はみておきたい。当日は朝から雨が降っている。7時前に家を出るが、幹線の国道は思ったとおりの大渋滞。おかげで、クルマの中で安心して朝食を摂る(笑)

 

到着は9:15分。検査開始は9:30と言われていたから、ギリギリ。カバンの中から提出した書類一式を出し、庭を確認。植栽はそれほど進んではいない。家内が「水遣り」を気にして、植栽を完全に行うのは「転居後」としているからだ。9:30に家内から電話が着て、S市の緑地課の職員訪問が遅れるとのこと。10:00過ぎになるとのことだ。やはり幹線の国道の渋滞のためだ。その間、他の用事を済ませる。

 

10:00ちょっと過ぎに職員らしいヒト乗ったクルマが転居先に向かって角を曲がるところを見つける。慌てて、転居先にかけ戻り、後ろから「おはようございます!」と声がけ。職員は2名。2人とも女性だ。雨は降り止まない。

 

検査開始。職員2名がそれぞれ、テープメジャーを持って、審査基準に合致しているかどうかを確認。植栽部分は問題はないようだ。メジャーの計測位置を写真の収めている。2m ✕5mの狭い枠内に補助金対象となるジューンベリーが植栽してある。樹木の高さも確認する。縁石の確認。縁石は湾曲して施工しているので、長さを各々、確認している。

 

ところが、申請している長さより、0.5m不足していると言う。それは芝生を植栽する縁石部分も同じだ。2人の職員が何やらヒソヒソとこちらに聞こえないように話しているが、結局はメジャーの計測位置を写真に収めるので「融通は効かない」との結論に達したようだ。

 

検査中! 雨の降る中をS市の緑地課のお二人の職員が計測している。 お二人とも女性だ! 

 

「potsunさん。ちょっと縁石の部分なんですが、申請書類よりもそれぞれ、50cm不足してるんですねぇ〜 で、併せて、1mの減となりますので、補助金もその分を減額させていただきますねぇ。ご了承ください」あとで、確認すると、

 

  1. 植ます縁石の造成 1m当たり 2,500円以内

と書かれているので、都合、2,500円の減額になる。これは仕方ない。「わかりました」と認める。

 

検査時間は全部で45分ほど。雨の強く降る中を靴も汚しながら、検査を進めていただいた。「これで、検査完了です。他は大丈夫でした」と女性職員の1人から告げられる。「ありがとうございます!」と応じ、もうひとりの職員の方からその後の補助金振込までのスケジュールの大凡の説明がされる。拝聴する。

 

そして、「ところで、1年に渡り、ありがとうございました。Sさんはどちらすか?」といつも電話やメールで指導いただいた「Sさん」を確認する。ちいさく手を挙げて、「ワタシで〜す。ワタシがSです」と応えられた。「この1年、いろいろとありがとうございました!」とアタマを下げる。

 

完成予想図

 

検査は完了した。2023年の5月に庭造りを考えてから、あしかけ、10カ月。とりあえず、「緑化補助金」申請が下りて、いよいよ転居後の植栽を待つ。

 

 


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