お詫び:アクリル板の厚さを2.5mmと書いておりましたが、正しくは2.0mmでした。2024.1.29修正

 

昨年、12月初旬にアクリル板を購入して、人形ケースのガラス板部分を補修しようとしていた。Amazonで購入したアクリル板は大きくていいのだが、まるめて中国から送付されてきたので、これをまず、伸ばして、平面化することから着手した。

 

いろいろと、温めたり、その温める手法もいろいろと試したのだが、厚さが2.0mm厚ということもあり、なかなか一筋縄ではいかなかった。最終的に採った手段は「寝押し」(笑) 冬場ということもあって、なかなか平面にはならないが、そろそろ、この人形を友人のところへ持っていかねばならない期日も迫ってきたので、カッティングすることにした。

 

しかし。。。 2.0mm厚のアクリル板、大型のカッターではカンタンに切れない。何度か、寸法を測って線を入れたところの裏表の両面からカッターの刃を入れたのだが、「パキン」と折れる様子もなし。いろいろとGoogle先生で検索すると、道具を購入しない場合、DIY店で工作道具を有料で借りるか(その店舗で購入していれば、2時間は無料とか)、工作室で道具を借りて工作することは可能だ、などと体験談を書かれている方が多かった。そこで、近くのCAINSに電話して、「工作室の予約+機器賃借」することにした。

 

CAINSに電話して、店舗ではないところで購入したアクリル板を持ち込んで切断することを話すと、やはり、「難色を示」された。これは想定内。そこで、「有料で電ノコ(円盤状)」を借りたい旨、申し出る。だが、「事故が多いので、以前、ここで使った

経験者に限っている」と言われてしまった。ははん。じゃ、据付型の電丸ノコの貸出は当然、ない。なにか方法はないか訊いたところ、「糸鋸を購入して、工作室で切断する方法」を提案された。そうか。。。 糸鋸(イトノコ)かぁ〜

 

息子と相談し、出先からの帰り、CAINSに立ち寄り、糸鋸と念のため、刃を購入。2つ併せて800円程度だ。昔、ワタシが使っていた糸鋸とは異なり、しっかりとしている。

 

帰宅後、さっそく、息子と着手。この4月から、就職が決まり、関西に赴任することになった息子とはこれが最後の「共同作業」かもしれない。ワタシが人形ケースのガラスの寸法をガラスの無い枠から算出し、36.5mm×24.5mm×2枚(側面)、36.3mm×34.5mm×1枚(正面)、34.5mm×24.5mm×1枚(天板)を伸ばしたアクリル板の上の白い保護シートの上にボールペンで線引きしていく。1mm程度の誤差は、カッターとヤスリで削って修正を想定。

 

糸鋸のカッティングが意外に疲れる(笑) 息子が途中から一手に引受け、板を支える役に回る。ときどき、交代。家内もアクリル板を支えて、切れやすくする角度を形成する。全部の部品がカットできたところで、切り口のクズをヤスリとカッターで処理する。そして、人形ケースのガラスを収まっていた溝に嵌めてみる。やはり、アクリル板のたわみが多少、あるため、部分修正をカッターとヤスリでおこない、まずは、側面と正面は完成した。次に天板。しかし、天板のカットは寸法が甘く、枠ギリギリ。このままではケース内部に落ちる可能性が高い。そこで、ホットメルト(グルーガン)を使い、枠の内側に拡張するように、アクリル板の四辺を固定していく。これも多少の反りがあるので、難儀したが、娘が上から「押さえ」をアクリル板に載せてくれたことにより、快調に作業が進む。ホットメルトもこの冬場は固まるのが早いので、即、固定できる。四辺を固定できたところで、人形ケースの上部に嵌める。

 

歪みもそれほど目立つことなく、完成!! 家族総出の共同作業(爆) 作業が完了した時点で、家内が剥いた冷たいりんごをいただく。完成感が体に沁みる至福の時である。

 

家族4人共同で完成した人形ケースのアクリル版投入

購入・入手〜寝押し〜カッティング〜完成まで、ほぼ2ヶ月(笑)

 

まずはこのアクリル板が伸びた状態で送られてくるかなと思ったのが、丸めた円筒状態で届いたことが、計算違いの始まり。次に2.0mmくらいなら、大型カッターで切断できるだろうという、ヨミの甘さ。そして、DIY店で電丸ノコが使えないとの想定外の回答。枠ギリギリに切断してしまった、天板の処理、といくつかの困難を乗り越えて作成した。これを、「他人にあげる(無償)」となると、ちょっと惜しい気がする(笑)

 

 


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