カロッツェリアカーナビをアプリのCOCCHIをタブレットにインストールしてみたハナシは下記の記事だ。そして、週末、このナビアプリで、少し使用感をたしかめてみた。今回は「画像なし」でレポート。

 

カロッツェリアはカーナビの中でも拡張性が高いことと、音響に強いパイオニアが販売していることもあり、車内のコード類の取り回し、フロントに埋め込む1DIN、2DINと言った埋込み型車載機器の「こなれ」が優れている。だが、高額になりがちなので、欲しくても、購入できなかった。カロッツェリアを後付する同僚が多い中で、メーカーオプションのカーナビを選択していたワタシだが、今回、アプリ化されたと言うので、使ってみた。

 

最初は、画面を横にして使えないことにギモンを感じた。何度やっても、横画面にならない。走行時にその理由がわかった。交差点拡大画面や、車線変更の画面が、縦置きしたタブレットの上部1/3くらいのところに見やすく表示されるのだ。通常なら、横置き画面の左半分などを使って表示しそうなものだが、上部1/3で表示している。たしかに、表示されている地図がそのまま表示されているのが見やすいだろう。また、拡大交差点や道路路線が見やすい。「このレーンを選択すればいいよ」の画面が視線を動かさなくても、上部に見えるのは利点かもしれない。ただ、今回、通った路線では、片道3車線にもかかわらず、5車線を表示するなど、地図情報にちょっと不満はあった。

 

音声案内はなかなか、明確で、細かなサジェスチョン(示唆)をしてくれるので、音声を聴いているだけで、誘導は完了しそうだ。いままで使ってきたカーナビだと、「700m先で左方向に曲がります」程度の示唆だが、「左車線の走行をおすすめします」など、事前案内がある。700mの走行途中でいつ車線を変えるか考えているよりも、「おすすめ」されているうちに車線変更しておけば、ラクと言えばラクだ。

 

「おすすめルート」が渋滞時に画面に表示されるが、この表示でOKやキャンセルをクリックしないと、自車位置が動かないのはちょっと困った。走行中にクリックはしたくない(交通法規違反だ)。その点はGoogleMapのように、画面に候補経路を表示する程度でいいのではないかと思った。渋滞で同じ路線を通っていれば、この候補道路が何度も出てくるので、その度に「キャンセル」をクリックするのはメンドウだ。

 

画面表示は多少、変えられるのかもしれないが、自然な色合いで見やすい。少なくとも、最近のカーナビの色使いなので、違和感はなかった。国道と高速道路の見分けが付けにくいというカーナビもあるようだが、そのような感じはなかった。

 

今回は通った経路に「軌跡を残す」選択をしたので、通った経路に白い痕跡が残っていく。ワタシの今の車載型カーナビ(トヨタ純正)にはない機能なので、久しぶりにこの機能を使用した。ただ、帰宅後、この痕跡をリルートして再確認できるのかはわからない。

 

精度はタブレットに入れているので、「自律航法」などはないので、トンネル内の正確性は不明だった。特に関越トンネルや日本坂トンネルなどの長いトンネルでの挙動はどうなるか。まぁ、そんな長いトンネルはトンネルだとわかっているので、実際にはそんなに問題にはならないが(笑) また、夜間を走行していないので、夜間時の視認性の確認はできいない。

 

今回、感じたのは、音声案内が非常に優れているが、画面表示には路線数など誤りが多いこと。3車線しかないのに、5車線表示されると、「いつ、5車線になるのだろう」と、迷いが出るだろう。

 

レポートはまた、引き続き。

 


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