新居の建物部分ができあがってきて、引き渡しの前に不動産屋立ち会いの下、建築会社と最終確認のため、立ち会いに行った。家内名義の自宅になるので、家内が中心になって、最終確認を建築会社の若い女性社員と行う。現在の住んでいる住まいは完全な「注文住宅」。だから、微に入り細を穿ち、問題点はほぼ、なかった。問題点はあったのだが、不動産会社(建築会社)の監督が事前にその不備を発見し、下請けの建築会社にやり直しの工事を入居直前にさせている。

 

だが、今回は注文住宅ではなく、いちおう、「建売」の型式を採っている。これがまた、いろいろと問題を抱えていた。まだ、建築物が建つ前に細かな部分を「変更して欲しい」と頼むだが、すべて「建売ですから」との回答が返ってくる。構造部分をイヂるわけではなく、引戸をスライドにして欲しいとか、ガラスを透明にして欲しいとかのレベルだ。これも一切、聞く耳をもたない。天井の電灯用コンセントの位置まで、「建売ですから」と言い張る。そして、設計の悪さ。どうやったら、こんな収納がない家が作れるのだろうかとあきれかえる。この建築事務所(設計事務所)は最近の販売されている建売住宅の図面などみたことがあるのだろうか、というくらい、「勉強」していない。それでも、家内はココ(場所)がいい、と決めたのだ。

 

すったもんだは、庭の工事のときもあった。1階の吐き出し扉と地面の段差が大きいのでどうするの? と建築会社に訊いたら、「踏み台を置きます」という。「踏み台ってナニ?」と訊くと、コンクリートの棒状の台だという。昭和の農村部の家じゃあるまいし、踏み台に大きな石でも置いているつもり???(爆) あのね〜 ウチは庭でニワトリを飼うんじゃないんだよ〜 と言っても、この世代、わからないだろうなぁ・・・

 

そんなこんなで、家内とこの「建売住宅」を大部分はあきらめながらも、依頼だけはしていく。家内は現在の家の内容物をそのまま移植するような感覚でいるようだ。ソレは無理。現在の家は「注文住宅」。何回か交渉しているうちにあきらめがでてきた(笑)

 

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