CASIOPEIA FIVAのミニパソコン(モバイルPC)は気に入っていたが、やはり、デスクトップもねぇ・・・ ということで、この時、初めて、「自作パソコン」に手を出した。近くのPCでポットに行って、筐体やボード(Gigabite)、CPU、電源、メモリなどのパーツをあれこれと選び、プラ模型のように組み立てていった。「自作」とは言っても、ボードをハンダ付けするわけでもなく、巷で売っている本を見ながら組み立てれば、ものの2時間程度で組み上がる。CPUは懐具合もあり、Celeronだった。とっても「自作」というには・・・ という感じがある(笑) アマチュア無線では基盤へのハンダ付けなどがあたりまえだっただけに、肩透かしを喰らったような感じだが、稼働すれば嬉しかった。しばらく、この「自作機」を使用していたが、あるとき、家内の不注意から、電源ケーブルをショートさせてしまい、基盤からダメになってしまった。落雷に遭ったようなもので、ウンともスンとも言わない。7万円程度でできたのだが、お釈迦になってしまった。

 

そんな時、メーリングリストで知り合った友人が、格安のDELL PowerEdge を紹介してくれたので、とびつくように彼と一緒に購入。あこがれのDELLだ!! ただし、サーバ仕様なので、グラフィックボードがあまり良くなく、音源ボードはない、ただ、当時のワタシはそんなものは不要なので、どうでもよかった。この友人のおかげで、CentOSなどの Linux に染まる。コマンドラインからの操作も 一時的ではあるが、覚えた。昔、学生時代に覚えたBasicに似ていて、面白かったのだ。

 

Dell PowerEdge SC430

写真はASKⅡ×デジタルよりおかりしています、

 

このときに、自宅サーバー構築を覚える。このころは、巷にゴマンと「自宅サーバー構築本」が出版されていた。セキュリティなんかあまり考慮されていない時代だから、後々、XampやLAMPなどサーバを建てるのに必要なものがパックされたものも配布されるようになり、マニュアル本どおりになぞっていけば、それなりに自宅サーバは構築できた。このあたりの設定がうまく行くと、ネットワークの設定も覚える。それまでの知識の集大成のように面白い。そのまま、GroupWareのXoops導入(このころはXoopsCUBEはマダだった)に走っていった。

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