ゴミ問題を書いてきたが、「自治会・町内会のトラブル事例(ゴミ関連 −1−)」で書いていた、中の1つである、「それ以外の調整を要するもの」として、住民の高齢化によるゴミ集積ところまでゴミが出せない問題を取り上げる。ヂツはこれは、これから取り組む案件であり、現在進行形の案件である。ただ、独自にわが町の規則等は市のホームページ等で確認は進めている。まずは、地方自治体の「取り組み方」と。おういった問題に対する関連部署の窓口がどこか、開かれているのか、対処事例は(他の市町村事例を含む)といった、「準備が必要」となる。

 

現在進行形なので、まだ、出口は見えない。

 

○それ以外の調整を要するもの

 ④ゴミ集積所の班員が高齢化し、集積所までゴミを出しにくい

 わが自治会では、土地分譲が古くに行われたこともあり、狭い道の両方に家が立ち並び、当時はクルマ社会ではなかったから、駐車場を持つ家がない。1軒1軒の間に庭もなく、間口が狭いといった特徴がある。この狭い道、これらの住居の「私道」と思われるが、通り抜けができない。道路幅も狭いため、ゴミ収集車が1台進入すると、バックで出てこなければならないような、袋小路だ。そういった地域が、いくつかある。最近は3階建てもできるようになり、宅地の手前に軽自動車が駐車できるスペースを作ったり、ビルトイン式の駐車場もできるので、少し、改善はされている道もあるのだが・・・

 

 ここの班長さん(この方もご高齢である)から、「ゴミを集積所まで持っていけないのよ」と老婦人から相談が定例会議の発表に中であった。これから、数年に亘り、高齢化が進むと、各所でこの問題は発生する。この通路に面しる家の家族構成は似たりよったりで、「老夫婦」「歩行が困難な方がおられる」「ご夫婦の一方は何らかで寝たきり」「子供はすでに独立して、近辺には住んでいない」などの特徴がある。反面、市に対し、「避難行動要支援者」の届け出はされていなかったりする。

 

ヂツは国自体も、この高齢化によるゴミ出しが困難になる状況の研究はされている。

国立環境研究所の「高齢化社会におけるごみ出し」に詳細は譲るが、まさしく、そのとおりなのだ。これを地方自治体がどのように、階段から降りてこられるようにするのかが我々、自治会側の「陳情方法」になってくる。わたしたち、自治会側も先の、国立環境研究所のページを見ながら、学習をしておきたい。