多面体 | BASIC

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人を恋する気持ちって、きっと昔から変わらない。

言葉は雪のように軽いのです。

手のひらにのせるととけてだして、他の形になるのです。

輝く多面体は美しいけれど、それは磨かれたものかもしれないから悩むのです。


顔を見ればそんなこともないのでしょう。

そっと頬にふれればそんな想いも吹き飛ぶのでしょう。

やさしく抱きしめれば本当のカタチが見えるのでしょう。


でもそれができないから。

もどかしいのです。


夏の夜の白く輝く美しい月が、ビルの谷間からは見えないように。

輝く多面体を眺めては、心が揺れてしまいます。