食虫ちゃん♪

食虫ちゃん♪

食虫植物のことをメインに書いています。

久しぶりの投稿になりました。
右腕の痛みは未だ治らず、もう1年4ヶ月に及びます。ずっとまともに歯が磨けません。頸椎症も続いています。
右腕の治療のアプローチを変えて保険適用外にしたので治療費がかさみます。その治療費のために今も休みの日はスキマバイトです。年末年始も一切休まず、全く時間がありませんでした。
久しぶりに柏の昔話の場所に行きました。



▸北部

猿智入り(さるむこいり)

  むかし、布施村に3人の娘を持った爺さまがおったと。
その爺さまがある日、畑のごぼうを掘っていただと。
汗を流しながら一生懸命掘るんだが、あまりにも畑が広いんで疲れてしもうたと。
畑の脇の木の下で、婆さまがこしらえたおむすびをほおばりながら
「あ~こんなにしんどいなら犬でも猿でもいいから誰か手伝ってくれたらうちの娘を嫁にくれてやるんだが・・・」とひとりごとを言ってそのうちに、うとうと眠ってしまったんだと。

目を覚ましたとたん、爺さまはびっくりした。
なんと目の前によ、山のようにごぼうが積まれておっただ。
そして、そのごぼうの山から1匹の猿が顔を出し、
「爺さま、この通りごぼうを全部掘ってやったぞ。爺さまはさっき、犬でも猿でも手伝ってくれたら娘をくれてやると言ったよな。約束だから娘をくれ。」
「約束通り娘をくれたら、娘のことは一生大事にする。でも約束を守らなければ仲間を呼んで、もうこの畑ではごぼうが取れねえようにするぞ。」と言っただ。

爺さまは真っ青になってよ「あんなこと言わなきゃよかった」と後悔したけんどもう後の祭りだ。
「わかった、わかった。約束通り娘をやっから、今日のばんげの後に娘を迎えに来てくんろ。」と言って、逃げるように家さ帰ったと。
「家に帰った爺さまは、まず長女を呼んで理由(わけ)を話しただ。
長女は「猿の嫁なんて、まっぴらごめんだ」と怒って行ってしもうた。次に次女を呼んで話したが「猿の婿さまなんて、とんでもねぇ」と言って話しにならねぇ。
困り果てた爺さまが最後に三女を呼んだら「わけはわかりました。誰かが嫁に行かなければならねぇんだべ。ならおれが行くよ。」
爺さまは、ありがたいやら悲しいやら「すまねえな、すまねえな」と繰り返すばかりだったと。
今宵が最後のばんげ。ありったけのご馳走をふるまったそうだ。
夜も更ける頃、猿が娘を迎えにきたんだ。
「さぁ娘をもらいに来たぞ。嫁っこ、おらのうちさ一緒に行くべぇ」
猿はそう言って、三女の手をひき、家を出て行っただ。
  少し歩くと池のほとりに出たんだ。池のふちに咲いた桜が月灯りに照らされてそれはきれいだったと。
「婿どの、婿どの、おらぁ花嫁衣装も用意する暇がなかっただ。せめてあの桜を髪に飾りたいけんど、おらには取れねぇ。 婿どの、木登りができるなら、あの桜を取ってきてくれねぇか。」
そう言われた猿は可愛いお嫁さんの願いとあって「お安いご用だ」と言って自慢げにスルスルと桜の木に登っただよ。
「どの桜だ?」
「もっと上の、もっと枝先の桜だよ」と、娘は池の上に張り出した桜の花を指さしただ。

「よしよし、この桜だな」と猿が桜の枝をつかんだとたん、もう片方の手で自分を支えていた枝がポキッと折れて、桜もろとも池の中に落ちてしまっただよ。
「うわぁブクブク、おらはブクブク、泳げねぇブクブク」猿はとうとう池の中に沈んでいってしまったと。
それを見届けた娘は「お猿さん、ごめんな」と手を合わせ、家に帰り家族みんなで喜んだそうだ。
このお話の舞台



以前行った布施弁天東海寺からそれほど離れていません。


八坂神社を目指して歩きます。
途中に布施会館がありました。

その隣は布施香取神社。

さらに隣に善照寺。

善照寺の入り口の脇にこんなものを発見!
これは…フクロウ?

もうすぐ八坂神社。この辺りもこのように大きな家と石の塀、昔ながらの風景です。

ここですね!(・∀・)

あまり神社らしくない…。

ガラス戸の中を覗き込んでみました。みこし?

敷地の奥にはもう1つ建物が。

ん? こっちもみこし?

神社裏には石碑がいくつかありました。

庚申塔?もあるのかな。

八坂神社をあとにします。広い敷地に神社がぽつんとある感じ。昔話の中に八坂神社は登場しないのでこの辺りの話ってとこですかね。

広い畑がたくさんあります。爺さまのごぼう畑もこれくらい広かったんでしょうか。

利根川の堤防付近に出ました。

布施城跡に来てみました。ここは斎場の敷地内です。特に何もないんですけどね(;^ω^)

帰り道、桜に似た木を見付けました。桜よりずっとコンパクトなこの花は何でしょうか?

最後はおまけ的に、大通り沿いにあるこれ↑

おだてブタです!
何度も車で通って見てましたがまじまじと見るのは初めて。

布施村は以前行った布施弁天東海寺辺りから八坂神社辺りまでけっこう広かったみたいですね。
今回の話は三女が1枚上手でしたね。こういうふうにうまく誘導するのって昔話ではよくある気がします。
ふぅ、右腕が痛いのでここまで書くのも辛いです( ;∀;)
柏の昔話も残りあと3話になりました。久しぶりにサイトを見たらリニューアルしていたので以前の記事のリンクを貼り直すかもしれません。