STORY
うだつがあがらない日々に憂鬱感を抱えながら、レストランの給仕として働くブリジット(ケリー・オサリヴァン)、34歳、独身。親友は結婚をして今では子どもの話に夢中。それに対して大学も1年で中退し、レストランの給仕として働くブリジットは夏のナニー(子守り)の短期仕事を得るのに必死だ。自分では一生懸命生きているつもりだが、ことあるごとに周囲からは歳相応の生活ができていない自分に向けられる同情的な視線が刺さる。そんなうだつのあがらない日々を過ごすブリジットの人生に、ナニー先の6歳の少女フランシス(ラモーナ・エディス・ウィリアムズ)や彼女の両親であるレズビアンカップルとの出会いにより、少しずつ変化の光が差してくる――。
(公式サイトより転載)
咄嗟に気持ちを隠すのは
自衛という意味もあるし
「こんなの別に大したことない」 って
自分に言い聞かせてたりするのかも。
子どもの頃はもっと素直に
自分の気持ちを表現してたんだっけ。
もう忘れてしまったな…
9月から小学校に通うフランシス。
大人びたことを言ったりもするけど
自分の気持ち正直に表現している。
だけど
弟を産んだママが前とは少し違うこと
口には出さないけど
フランシスは気づいてる。
優先順位が変わってしまったことに
フランシスは気づいてる。
フランシスにはママとマミーがいて
フランシスを産んだのはマミー。
ママはマミーのパートナー。
マミーは仕事で家にいないことが多く
ママは弟のお世話で手一杯で
ちょっと寂しかったのかも。
ブリジットが来て良かったね。
ブリジットは34歳。
34歳って微妙な年齢。
世間からは妊娠出産に
ギリギリの年齢と見なされる。
(大きなお世話)
ブリジットは
結婚もしていないし
出産もしていない。
仕事はしてるけど
レストランの給仕。
キャリアを積むような仕事じゃない。
何も成してこないまま
34歳になってしまったと思ってる。
どうせ自分なんて…と
自分にも自分の人生にも
✕ばかりつけてしまう気持ち
すごくよく分かる。
女だからとか
年齢的にとか
傷つくこと
いっぱいいっぱいあって。
それなのに
傷ついても
隠すのが常になってて。
それが
どうせ自分なんて…に
繋がってるような気がして。
誰にも話さず
自分の中だけで解決するのが
当たり前になってた。
繰り返し。
繰り返し。
それが限界にきちゃってたのが
フランシスのママだったと思う。
我慢してきたというより
自分の感情を
無視し続けてきた結果というか。
ブリジットも
ママも
マミーも同じく
とっくに限界だったんだと思う。
それが
ふっと解けた時の
それぞれの表情が
もう堪らなくて
自分事のようで
涙ポロポロ止まらなかった。
まさか
ブリジットとママの
生理と尿漏れのネタで
あんなに泣かされるとは思わなかった。
マミーが
タクシーの運転手から受けた屈辱。
その気持ちの全ては分からないけど
すごく腹が立ったし
その気持ちに寄り添いたいと思った。
フランシスが大きくなった時に
同じような思いをして欲しくない
とも思った。
花火を見に行った公園で
独善的で差別的な態度だった
女性に対して
毅然と立ち向かっていったママが
めちゃくちゃかっこよくて。
ママを守ろうとしたブリジットも
かっこよかった。
そんな女性に
フランシスはいつも通りの挨拶。
あの人
母親としてそれが一番堪えたと見える。
「侮辱してくる人には怒っていい」
これすごく大事なことだから
フランシスにはずっと覚えてて欲しいな。
全て同じじゃなくても
寄り添い合うことはできる。
背負いきれない荷物は
少し誰かに持ってもらったりして。
弱さを見せ合って
まーしょーがないかーって
苦笑いしながら。
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先月学生時代の友だち5人でランチ。
中には30年ぶりくらいの人も。
昔は恋バナばっかだったけど
この歳になると
話題は親の介護とか
自分の身体のこと。
物忘れアルアル(自分の)で
競い合ったりして![]()
結婚したりしなかったり
子ども産んだり産まなかったり
働き方がフルタイムだったり
パートだったり
独立開業だったり
離婚したり
親の介護したり
親を看取ったり…
五人五様。
女性ならでは。
みんな別々の道を歩んできた。
それぞれに
色んな思いをしてきたんだなぁって
労うような気持ちになった。
よくぞここまで頑張ってきたねって
お互いに。
年取るのも悪くないな。
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生理、中絶、産後うつ…
女性にとって身近なことが
ごく普通に描かれていて
すごく良かった。
思いがけず
素敵な作品に出逢えて
すごく嬉しかったな。
特に女性の方々に
激しくオススメしたい一本。
ぜひぜひ![]()







