突然やってくる黒いやつ

真っ暗したドロドロしたアレは
心臓の線をなぞる様にじっとりと細胞と細胞の隙間に入ってくる

お前は誰だって聞いてくる

今すぐに身体を放り捨てて逃げたい衝動にかられて、家の外に飛び出した

冷静になるまで10分

しらないジジイと会話をして手の震えが止まる


私が私である以上、黒いやつとの戦いが続く

きっと大丈夫になるんだって
私は絶対に生きれるはずだと、私が寄り添う

寄り添う風に感謝する

寄り添う音に感謝する

そう思い込む、私は人に感謝できる

私を包む全てのものに感謝できる

きっと人を愛せる

人を愛する

そう思い込む。
黒いやつも私も思い込みが激しい。

「かわいそう」
「もっとうまく生きたら良いのに」
「もっとラフに」
「もっと肩の力を抜いて」
「それぞれでいい」

どの思想からの目ん玉が飛び出てお前に物を申すのか

己が可能な行動が、思想が、通じなかった時、己と異なる物を見た時、正義と不正義が連なった時、認める強さは


わたしにはある。雑魚め