前回はフォークの整備でした。



入っていなかった部品入荷しました。



エレメント交換完了しました。



リヤタイヤ交換です。



リヤドラムシューのアジャストは限界でした。



リヤアクスルなかなか抜けなかったのは錆びによるものでした。

磨いておきます。



ドラム掃除



純正シューは廃盤ですが、

社外代替部品があり交換することが出来ました。




リヤスプロケット、タイヤ交換

ベアリングチェック



チェーンスプロケットはお客様のご要望で交換



フロントスプロケット、スプロケットプレート廃盤

主要消耗部品の廃盤も少なくありません。

スプロケットは社外代替部品で対応、プレートは磨いて再利用することにしました。





交換完了しました。



サイドスタンドのボルトが浮いておりました。



おそらく緩んでスタンド裏のロックナットは無くなっていました。

サイドスタンドは必ず緩んでくるところなので、定期的な点検が必要な箇所のひとつです。



乗り出すにあたりだいたいの作業は終わってきました。



電装トラブルタコメーターのみ不動

たまに何かの拍子に動く事もありましたが、すぐに不動に戻ります。


メーター主電源、信号線にバッテリー電圧がメーターの方まで来ている為、タコメーターそのものが故障している可能性が高くなってきました。


サービスマニュアル故障診断では、イグナイターからメーター間のパルス線の導通


あり→タコメーター交換


なし→ハーネス交換


これは上記の通りを意味しています。



VF400Fのガソリンタンク続き


錆び取り剤→防錆処理をしました。




中カメラで確認です。


水分が非常に抜けにくい構造のタンクで、洗い流し作業や乾燥が非常に難しいタンクです。

樹脂コーティングも難しいでしょう。


乾燥は出来るだけ中の水分を拭き取り、100℃程の温室をつくり、たまに向きを変えながらじっくり乾かします。


ドライヤーを給油口に突っ込むやり方は部分的に加熱してしまう為、あまり良い方法とは思いません。



ガソリンコックは漏れていたのか、パテのようなものでしっかり固められています。


本来ならアッセンブリーで交換するところですが純正ガソリンコックは廃盤です。



幸いなことに代替部品が見つかりました。







取り付け、作動、ON/OFF/RESの位置問題ありませんでした。


特に旧車は特にひとつ部品がないだけで、そこから長く止まってしまう事は珍しくありません。


次に進めます。