2002年式のミラ




オイル交換の時に酷いオイル漏れが見つかりました。


走行距離10万Km

新車から20年経ちます。


以前にオルタネーターやO2センサー故障の為交換してます。



ヘッドカバーまわりから漏れたあとが顕著です。


バイク屋なので車のことはよく分かりません。



イグニッションコイルカバー外すとオイルが溜まってました。



残念なことにプラグホールにもオイルが溜まっていました。



パッキンカチカチでした。



カバーを外しました。




シリンダーヘッドカバー、リベットで止めてあるプレートがプラグホールパッキンの抜け止めになっていました。

リベットを取り外し、またリベットで止めるという作業が必要でした。


オートバイの場合はヘッドガスケットと同様ヘッドとカバーで挟む構造が多いです。



プラグホールパッキンは硬化してプラスチックのようになっていました。



通路が詰まってました。



穴貫通させました。


ブローバイガス通路の方は半分ほど塞がっていました。


ここもプレート外さないと掃除できませんし詰まりが見えません。



正規の修理方法としてプラグホールパッキンがダメになると、カバーアッセンブリーで交換するというのが正しいようです。

価格調べましたが予想通り安くはないです。



パッキン交換しました。


油圧式コントロールバルブ作動が悪くなると構造的に調子が悪くなる筈なので作動点検しました。


これは油圧制御によりバルブの作動角は一定のままカムの相位を変えてインテークバルブ開閉時期を変化させるための部品です。



上側の漏れ修理完了しました。



次は下側


特にオイルフィルターの下の漏れが酷く、上からこぼれ来たオイルだけではないようです。



フィルターブラケットの取り外し


エキマニが邪魔で、ここのボルトを外すのが難しかったです。





パッキンはプラスチック化していてもはやパッキンの機能はありません。

このまわりから漏れていたのは間違いなさそうです。



パッキン交換しました。



オイルフィルタも交換しました。



エンジンオイル交換


漏れも見つけやすいというユニークな機能もあるオイルです。



掃除しました。



スパークプラグ交換しました。

カジリ焼き付き防止しました。



イグニッションコイルの点検


イグニッションコイルは使えば必ず劣化します。


ハイテンションコードのバイクと違ってダイレクトイグニッションです。



オイル漏れがないことを確認しました。



バンパー戻して作業完了です。