車検、納車整備を同時に進めます。

前回はフォーク整備、タイヤ、チェーンスプロケット交換しました。



エアエレメント点検


ビスカスペーパー式エレメント

古いので交換することにします。




純正指定スパークプラグは白金プラグで廃盤になっております。

代替品としてイリジウムプラグとなってます。

標準プラグの3〜4倍くらいの価格です。




外側電極側が減ってきます。

ちなみに二輪用イリジウムプラグの寿命はメーカー5000Kmごと交換推奨です。




エアエレメントの交換だけであれば、ガソリンタンクを取り外す必要はありませんが、エアクリーナーボックスを掃除する為、取り外しました。







掃除しました。

サブエレメント×2も交換します。



HIDキットが取り付けられてますが、ハイビームの光度が130hcd程です。

二輪は走行用前照灯150hcd以上なければ検査通りません。

回転数を上げると明るくなるタイプではありません。

光軸は合ってます。

光量が足りないだけです。



バッテリー電圧は降下し、チカチカしてます。

純正ハロゲン球に戻し光軸を合わせると200hcd出て、バッテリー電圧も上がりました。

バッテリーの電圧、CCAも問題がなかったので、HIDシステムの劣化かもしれません。


ハロゲン球より暗いHIDは意味がありません。


とりあえず戻したことによりヘッドライトは検査通ります。



HIDシステムを取り外すにあたり、アッパーカウルを取り外しました。そのついでに冷却水とラジエーターキャップの交換を行うことにしました。

冷却水もラジエーターキャップもカウルを外さないと交換できません。



冷却水のドレーンを見つけることが出来ず、確認しましたら、まさかこのような抜き方とは想定外でした。



リザーバーの水も抜きます。



一応ラジエーター内の洗浄




洗浄液を抜き、水で何回も回して、ラジエーター内の洗浄剤を流します。

水温が上がるのが早い(サーモスタットが開くのが早い)ので、そのぶんだけ時間が短縮できます。


冷却水ラジエーターとリザーバーで3ℓ程

容量多いです。







クラッチフルード交換







フロントブレーキフルード交換





リヤフルード交換



ステアリング軽すぎ、ステムナット締まってなかったです。



エンジンオイル交換


汚れ過ぎです。

ホンダはキルスイッチオフにして、クランキング出来るので、出来るだけ古いオイルを抜く事ができます。



オイルフィルターも交換


取り外したフィルター

ホンダ純正フィルターと大きさ違います。



フィルターレンチのサイズも違いました。

取り外したフィルターは63は入りません。



オイルカートリッジ内にも500mℓ程古いオイルが残ってます。



カウル取り付けて新しいエンジンオイルを規定量入れて、オイル交換完了。




リヤフェンダーが社外部品に変わってまして、何が問題かというとナンバー灯がないことです。




保安基準に適合しないので、当然検査通りません。




やはりライセンスランプカプラー遊んでました。


とりあえずこれで検査受けてきます。



検査前にもう一度

炭化水素と一酸化炭素の排出ガス数値確認

暖機完了し実際に走るとさらに下がるので、かなりゆとりがあります。

この年式の規制ではCO4.5%以下、HC2000ppm以下です。

実際に検査場の排気ガスアナライザーではこれよりCO、HCとも低い数値になってました。

キャブレター車ですが、パワーと環境を両立したホンダエンジンです。



車検終わりました。

登録とその他消部品の交換、試乗で納車出来そうです。