ご依頼いただきありがとうございます。

10年以上、動かしていなかったという車両の整備です。



キックはおりません。

ライナーの錆びが原因と思います。



ウォーターラインに固形物があります。



シリンダーは何とか取り外しできました。



ピストン等も取り外します。



ウォーターライン詰まってます。





厄介なのが錆びたスタッドボルトとノックピン

30年以上も昔のオートバイ。

古いと大変なところはこのようなところ。



フライホイールも異常に堅かったです…





クラッチナット、ほとんど使わないサイズです。



動かしていないと壊れますね。



外せる気がしない…



ガソリンが固まっています。



時間はかかりましたが、クランクケースのスタッドボルト、ノックピン取り外しました。

外さなくて良いなら、見なかったことにしたいですが、ガスケット剥離、面出し作業がある為、そういうわけにはいかず…


折れるだろうなと思ったボルトが2箇所ありましたが、幸い運良く2つとも回ってくれました。


稀に聞くバーナーでクランクケースを炙る、

これはやってはいけないことのひとつですね。













クランクケースの洗浄



トランスミッションの点検、シャフトに圧入されているボールベアリングも交換です。