TS185、クランクサイドシール交換
クランクベアリングにエンジンオイルが圧送されている為、シールを外すとエンジンオイルが溜まっており他の2ストの構造に比べシールからもオイルが滲みやすい構造となっている気がします。
ネジ径16mm、16mmアタッチメントインストーラー持っていないので、以前エンジン組み立ての時に使った治具があったのでそれを使いシール圧入しました。
シール交換完了
メクラが緩く外れかけてます。
ここからエンジンオイルが漏れてくるのが最近のTS185に見かけます。
完全に塞いでしまいます。
次のTS185の修理、シリンダーとパイプ間からかなり排気漏れしてます。
マフラー外したついでにピストンの状態も確認しておきます。
カーボンなど落としEXガスケット、EXクッション交換します。
EXM6ボルトは良く緩んでくるので、ロック剤を使いました。
排気漏れなしです。
少し不調気味な為キャブレター掃除とジェット交換で作業完了。
顕著に調子良くなりました。
2スト 排気漏れはパワーダウンに繋がります。
ダイアグツールで確認すると水温センサーが表示されていました。
水温センサーの壊れかけか、配線の接触が悪いかどちらかまた両方。
リカバリータンクやラジエーターに水は入っておりオーバーヒートさせた形跡もないです。
雨に反応してエンジン不調になったのはおそらくイグニッションコイルと思います。
バッテリーももうほとんどダメなので、交換です。
とりあえず必要な部品注文です。
KSRのタコメーター取り付けご依頼
配線は切ったりかしめたりの加工はせず、いざ戻す時は簡単に戻せるように配線作っておきました。
タコメーター機能の他に、走った後の最高回転数が常に記録されボタンひとつで確認できるのと、シフト警告回転数が自由に設定できる機能もあり、あるとなかなか便利な物と思います。