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セロー225の納車準備です。
愛知県からお買い上げいただきありがとうございます。
一見綺麗にですが89年とかなり古い年式になります。

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エンジンをかけて、少しの間アイドリングをしているとエキパイが異常に赤くなっていました。
何かしらの原因で燃調が薄くなっていると思われます。
このまま走り続ければ間違いなくエンジンが壊れてしまいます。
インテークやキャブを点検していきます。
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インテークはお決まりのヒビ割れあれど、エアは吸っていないようです。
しかし、エアクリーナを開けるとスポンジが木っ端微塵になっておりました。
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エアクリーナーのカバーを開けるともっと大変な事に。
エレメントが崩壊してもキャブに吸い込まれにくい設計になっています。
この状態でも普通にエンジンがかかってたわけです。
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キャブも思ったより酷くないですが、
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キャブも掃除が必要です。
パイロットスクリューも当時の燃調の薄い戻し回転になってました。
ここはエンジンをかけた後に調整していきます。
このキャブはOリングだらけで、そこがダメになるとキャブの外側からエアや水分を吸い込んでしまいます。
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ダイヤフラムの隅にあるOリングも交換します。
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エアカットバルブもOリングが2つ使われています。
回転数を急に落とした時にダイヤフラムのピンがエア通路の一部を塞いで必要以上にエンジンにエアが供給されないようにする機構です。
ここが壊れていると調子悪い以上にエンジンが壊れます。
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エアクリーナーも掃除が終わりました。
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網も外して良くエアブローし新品のエレメントに交換します。
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エアクリーナーボックスのカバーも裏ネジ表ネジがあるので、間違えないように組み立てます。
エアクリーナーの隙間からエアを吸ってしまい本末転倒になってしまいます。




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エンジンかかりました。
暖機して走ってきましたが、もうエキパイは真っ赤になりません。
もう大丈夫のようです。
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ヘッドライトの球が両方切れてます。
テール、メーターは点いているし、バッテリーの電圧異常もないのでただの球切れのようです。
ずっと球を換えてないのかヘッドカウルのネジが固着して外れなくなっていました。
幸いネジは舐めてなかったのでショックドライバーで外しました。
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ヒビ割れたインテークなど交換していく為に年式相応仕上げにもう少し時間が必要です。
今日は寒い中たくさんのご来店ありがとうございました。

ガレージアクセラレート
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