ゼファー400の納車整備続きです。
ウィンカーがクリアレンズですが、透明の球です。
4つとも橙色の球に交換しました。
ゼファーは長距離試乗して問題がなければ、ようやく納車可能になります。
大変お待たせしております!
エンジンオイル交換ですが、オイルが白濁してしまっています。
お決まりの冷却水がリークしている可能性があります。
このような状態はウォーターポンプシールから漏れていくケースがほとんどです。
交換パーツはメカニカルシール、ベアリング、ガスケットが2種類の計4点のみです。
オイルと水が混ざりあった白いものが付着してます。
ウォーターシールからのリークで間違いないようです。
酷い状態のものになるとベアリングが錆びていたり、シールが抜けなくなっていたり交換出来ない場合があります。
その場合はウォーターポンプアッセンブリで交換してしまいます。
実はここが非常に大事なところで、メカニカルシールは取り付け向きがあり、決して叩いて入れてはいけません。
精密かつ一般的なオイルシールのように叩くと簡単に変形したり、リップ部を保持するスプリングが外れてしまったりします。
正規ではヤマハ純正工具のインストーラーを使用することになっています。
そしてインペラをシャフトでシール部リップを傷つけないように取り付けなければなりません。
自信がなければ高額になりますが、ウォーターポンプをアッセンブリ交換するのが間違いありません。
アッセンで交換するかどうかはケースバイケースで判断しています。
ひどく抜けてしまっている場合はテスターを使わなくてもわかります。
微量で抜けているかどうか判断出来ない場合に使います。
燃焼ガスに含まれるCOを感知するとリトマス紙のようにテスト液が変色します。
やはり問題はありませんでした。
ここは点検必須箇所になります。
接点用のグリスを塗っておきます。
ウォーターポンプシールを交換した場合はしばらく試乗し様子を見なければなりません。
完成間近です。
納車までもう少々お待ち下さい。
また後日紹介していきます。
ガレージアクセラレート
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