たった一瞬の出来事だった

 

 

2014112

この日は親友の誕生日だった

 

高校のクラスメイトと集まり

サプライズを行うため待機していた

 

そして、、

 

親友が部屋に入ってきた

 

みんなでクラッカーを鳴らして

親友を盛大に祝った

 

当時流行っていた人狼をやったり

 

負けた罰ゲームでデスソース(めちゃくちゃ辛い調味料)を食べさせられたり

 

10代らしくみんなで楽しんでいた

 

 

夜中2

 

僕は大学野球部に所属しており

次の日も野球があったため

 

みんなよりも早く帰宅することを伝えた

 

その日は車で来ていた友人に

自宅まで送ってもらうことになった

 

親友の誕生日会で集まったみんなに別れを告げ

友達の車に乗り込む

 

連れションのような当時のノリで

親友を含めた友達2人も一緒に着いて来てくれた

 

状況としては

運転手(友人)、助手席(友人)

後部座席(僕、親友)の

4人で車に乗っていた

 

帰り道はずっと一般道路だったが

なんとなくシートベルトをしていた

 

車が出発して5分ほど

眠たくなった僕はウトウトしていた

 

しばらくして、

 

 

ピカっっ!!

 

 

視界が明るくなった

 

 

 

その瞬間だった

 

今まで体験した事のない衝撃が

僕の身体を襲った

 

衝撃があって

 

ハッと

前を見ると車のフロントガラスが

 

 

バリバリバリッ

 

 

一気に割れていく様を見てしまった

 

 

とてつもない衝撃と非日常すぎる光景で

僕は夢を見てるのかと思った

 

いや、思いたかった

 

試しに唇を噛んでみると

痛みがわかる

 

 

現実だ

 

 

 

 

 

 

 






②【交通事故】へ続く