・1月8日
15時 反応
ボノボンを設置して、最初の待機場所まで戻るネオ&オサゲ。
※ボノボンとは、三十路ツンデル軍団がこよなく愛する、甘たるいチョコです。
登場時や満腹時にあげ合う、という遊びが流行っています。
ボノボンだけで、対象がチェリス&素見の事に意識を向けるのは、自然な流れなのです。
苺狩り軍団、狩りを終え、ぞろぞろとビニールハウスから出て来る。
「気付け!ボノボンに気付け!
誰よりも早くお前が気付け!!」
と念じながら、軍団の様子を見ている、ネオ&オサゲ。
軍団の後尾に対象を発見。
女性たちに囲まれている。
対象の、ヤレヤレ気質が出ているのか。
「女の子に気を取られて、気付かない…?」
一抹の不安。
そこへ、対象よりオサゲにメールが届く。
手のひらの上にボノボン、という写真。
野郎、やりやがった!とボノボンチャンス成功の歓びも程々に、
対象に我々が見つかる確率がグッと上がっているから、慎重にすっとぼけるオサゲ。
ここからはそのやりとりを。
対象→オサゲ、の順です。
手のひらにボノボン写真
↓
「ボノボン?え?」
↓
「拾った」
↓
「やったね!」
↓
田舎道に停車する車の写真
↓
「田舎?」
↓
より車に焦点を当てた写真
↓
「どうしたの?田舎の景色など腐る程知ってるよ」
対象は、次々に車に乗り込む軍団員とは別に、不審車の方をジッと見つめている。
かなり距離はあるのに、ビビってリクライニングを倒して様子を伺っているオサゲ。
対象にヤシカⅡを向け続けている、強心臓のネオ。
睨み合いがややあって
「すいません。勘違いのようです。」
と対象よりオサゲにメール。
勘違いって、一緒に居る女の子に勘違いしちゃったの?的なすっとぼけをかますオサゲ。
車に乗り込む対象。
軍団車、発進。
不審車、発進せず。
「今ここで動いたら、尾行があまりに露骨で、対象が車内からこちらを伺っている可能性もあります。
なのでここは視界から彼らが消えるまで待ちます」
軍団車、左折。
不審車、発進&猛追。尾行の再開。
※対象は事実、車に乗ってからもこちらをずっと見ていた、との事でした。
対象の行動を上回るなど、我々には楽勝なのです。
15時10分 帰路へ
帰路についた対象を、なかなか発見出来ないネオ&オサゲ。
しかし、テンションは墜ちない。
田舎の一本道、暫くずっと、分岐はないからだ。
追っていれば、いずれは見つかる。
車種は当然、ナンバーも控えている。二台ならんだ東京のナンバーで、同車種のレンタカーなど、間違いはしない。
15時半 発見と判明
対象、発見。
墜ちていないテンションが更に上がる、ネオ&オサゲ。
ラストスパート、といったところか。
もう逃しはしない。
ひたすらの尾行に、若干のマンネリ感。
「一度追い越してやりましょうか」
大胆にも軍団車を追い越し、横と前からの撮影をするネオ&オサゲ。
なんなら気付いてよ!ッてぐらいのネオ&オサゲ。
しかし、対象からあれ以来連絡は無い。
高速道路の分岐。
湾岸線か京葉道路か。
湾岸線。
「奴ら、海ほたるを愉しむつもりか!?
ん?もしかして行きもこっちから来たのか?京葉道路回りより高いがなァ…。
だからいくら行っても、行きは見つけられなかったのか」
16時20分 海ほたる
海ほたるに入っていく軍団車&尾行車。
平日にも関わらず、割に混雑している、海ほたる。
駐車がなかなか出来ない。
グンと曲がり駐車する軍団車。
だから、ウィンカーは早めに出しましょう、ネ、お願い(^ε^)-☆Chu!!
近場に駐車しようとするオサゲ。
「いやここは近過ぎる!入り口があそこでこう動くだろうから、でも離れすぎたら張り込み難いし」
軽パニックに陥るオサゲ。
どうにかこうにか、調度の距離に駐車。
車外にて寄り集まって談合している軍団。
拍手する程の盛り上がりをして、海ほたる内部に進行する軍団。
「何の盛り上がりだ?もしかして予定を変更して、海ほたるにて長期滞在か?」
やや間を空けて、海ほたる内部に入るネオ&オサゲ。
初の海ほたるに、慎重な行動を心掛ける。
ゲームセンターを発見。
最近クレーンゲームに目がない、クレーンゲーム狂の対象。
海ほたる限定の何かがあり、それをお土産と一緒に渡したら、面白かろう
と常に面白いか面白くないか、その一点を追求しているネオ&オサゲは、当然の様にゲーセンに吸い込まれていく。
「ヤバい、ヤバい」
慌てふためくネオ&オサゲ。
ゲーセン内にて、クレーンゲームを脇目に前から歩いて来る対象。
「こんな時まで奴のクレーン熱は燃えていやがるのか」
慎重に逃げ出すネオ&オサゲ。
そこに、軍団員の何人かにも遭遇。
朝の事もあり、又、行く先々に居るグラサン男とオサゲ帽男の姿を、もしかしたら記憶しているヒトが居たら、ここでかなり不信感を抱くかもしれない。
下手すりゃ対象の耳に入るかもしれない。
もう根多バラシまで引っ張ろうとしているのに、このミッション中で一番のピンチ。
初の海ほたる、少しは愉しみたいという思いよりも、安全性を重視し、車に戻るネオ&オサゲ。
対象にバレたかどうか確認する為、電話をかけるオサゲ。
USJに居るよ、という気付かれてもいい嘘をベースに会話していく。
お互いお土産を買おうね、なんて事を話し、終了。
「どうやら我々がここに居ることは、バレていないようですけん」
ニヤつくネオ&オサゲ。
しかし、内部に行けず、しかも軍団がどうも長居な様で、暇を持て余すネオ&オサゲ。
初の海ほたるなのに。
17時前 最後の尾行
軍団車、発進。
一台挟んで、尾行車。
夕方の時間帯、かつ車が多い首都高に近づくに当たり、すぐに距離を詰める尾行車。
完璧な尾行。
またも抜いてみたり。
決してバレない。
17時半 再びの池袋
レンタカー返却の為、池袋に戻ってきた、苺狩り軍団。
勿論、ネオ&オサゲは、後ろに。
返却前の給油をする為、ガソリンスタンドに入る軍団。
「あとは返却だけですから、先回りしてレンタカー屋のところで張りましょう」
17時45分 旅の終了
レンタカー屋近くで張り込む、ネオ&オサゲ。
軍団車、レンタカー屋に到着。
辺りが暗くなっている事、もう最後だしという事もあり、ヤシカⅡ片手に最接近を試みる、ネオ。
見事、対象に全くバレず、撮影成功。
戻ってきたネオの顔は、さながら歴戦の戦士。
レンタカーを返し終え、この後予定の打ち上げに向け、会場の居酒屋や向かう軍団。
対象が女性に囲まれながら、談笑して歩いていく。
尾行車の横を通過。
車の窓を空け、大音量で
ももクロ
をかける。
「ほら、気付いて。いつもの素見カーの感じだよ」
対象、女性とのやり取りに夢中で、気付かず。
ヤレヤレ。
その後、ギリギリまで尾行を続けるも、対象は全く気付かず。
これで最後かというところで、
「モトヤマ!」
と声を出す、素見。
都会の喧騒の中ゆえか、対象、勿論気付かず。
軍団が、居酒屋に消えて行き、尾行終了。
21時以降 根多バラシ
チェリス&素見、飲み会終了後の
袖賀浦タクシー
を拾う。
「タクシー師匠にお見せしたいものがあります」
と云って呼び出した結果。
折角ならば落ち着いたところで、とタクシー行きつけの、池袋のビジネスホテルに行く。
部屋に入ってそこそこに、
「お土産です」
と千葉土産を渡す。
ついでに、尾行終了からタクシーピックアップまでの暇潰しに行ったブックオフで買った、
ストロベリーナイト(文庫本)
と
南房総の恋(単行本)
を渡す。
タクシー、爆笑。
名誉の
「バカじゃないの」
を頂く。
ややあって、ヤシカⅡの映像を観出す、タクシー。
爆笑。
名誉の
「バカじゃないの」
を再度頂く。
「この映像、最高だなァ。是非手元に欲しいなァ」
を連発するタクシー。
以上
あれ?今回
ツンデル?詰んでなくない?
とお思いの方、よくお考えください。
丸一日かけて、一生のうちの今日しかない一日を、
タクシーを尾行し続ける、
なんて詰んでますよ。
誰に頼まれたワケでもないんです、何に繋がるワケでもないんです。
片やタクシー。
今後、今回の事で、どんな時でもチェリス&素見がどこかに居て、ニヤついているかもしれない、下手な行動は出来ない、なんなら期待する、という意識にこれからずっとなるんです。
総ては、一笑いの為に。
「面白ェか面白く無ェか、その一点だ」
師匠考塊の人真似の一言が、我々を詰ませる。





