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海外文学は苦手。
英文科だったのに!?って言われるけど、「翻訳が嫌なのかも!原文で読んだら面白いのかも!」って思って英文科いったんだもん…。
結局「原文で読んでもニュアンスわからんし!」って、学校より遊びに夢中になるという残念な結果で終わりましたが。


でもこの本は表紙買い♪
ティファニーブルー。
しかも、あ~翻訳は春樹さんだ!と。

表題作と短編「花盛りの家」「ダイアモンドのギター」「クリスマスの思い出」が入ってます。
どれも人物がイキイキして、そしてだからこそちょっとほろ苦い。
すごく良かったです。
ちなみに映画のほうも観てないの。
それも良かったかも。
全然違うらしいから。

カポーティがそれに怒ったらしいけど、確かにこのラストを変えられたら作者としては怒るかも。
きっと言いたいことはそこにあるのに。


いや~面白かったなあ。
「花盛りの家」の女の機敏とか、唸った。
食わず嫌いをせずに、海外物も読んでみようと思いました。
名作と言われる作品は、やはりそれにふさわしい魅力があるのだな。



▽「ティファニーで朝食を」トルーマン・カポーティ
¥1,260
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ニューヨークの社交界を、そして世界の読者を魅了したヒロイン、ホリー・ゴライトリーが、村上春樹の新訳で新しい世紀を歩みはじめる。