・・・と思ったら、
「はなわ」本名だそうです。

ちぇっ。

すけまつるなです。

いまどきピアスは
・シャンデリア
・ロング

のいずれかのようです。

セレブり系は、シャンデリア。
複雑な造りのなかに大小の輝石がチラチラして、エキゾチックでございます。
アンティークな感じのが、女優っぽくて素敵よね。

モテ系は、ロングかな。
片耳だけ長いのもオシャレさん。
細めのチェーンが何本も、不規則な長さで揺れているロングだと存在感もある。
やっぱりできれば素材はWGやPTが上品です。


うんうん、どっちもいいよね。


しかし。

なぜかいまさらフープのピアスを買ってる私。
しかも、2個。
しかも、直径5cm。
しかも、各525円。

やすっ!


フープピアス大好きなの。

小学校~中学校のころ、プラスティックのイチゴちゃんとかスター型のおもちゃのイヤリングしてるころから、「オトナになったらおっきい輪っかを耳につける!」と思ってたの。

ちょうどバブルだったので、ボディコンに大きいイヤリングがオトナの象徴だったのです。
当時は、派手色プラスティックのぶっといフープとか大流行でした。



あこがれましたなぁ・・・

フープのピアスも。
体にぴったりしたニットのミニワンピも。
その上に羽織るファーのロングコートも。
うねうねウェーブのワンレングスも。
DiorのポワゾンとかLANCOMEのトレゾアの香りも。
六本木通りに二列路駐してパーティーに繰り出すのも。
いきつけのバーのバーテンダーと軽口も。

トレンディドラマ=東京の生活、と思ってまちた(笑)


ちなみに、わたしにとってバブル生活バイブルは田中康夫ちゃん(現長野県知事)の小説と、思い返せばバブルも終わりごろだったと思うけど、松下由樹とフミヤが主演のドラマ「オイシーのが好き!」。
書いてて懐かしすぎなんですけど・・・



憧れてたのに、コドモの気づかぬ間にバブルはあっさり崩壊さ。


そういう意味ではあたしたち団塊jr.は「残念!」な年代。
だって、バルブ世代を眺めて「オトナになったらこうなるんだー」って育って、その年齢に行き着いたと思ったら今度は「女子高生ブーム」になってしまったんだもの。


社会的なモテ期を逃し、地味で地道な青春を送った世代!
パー券さばくより、王将の割引券をさばいてた世代・・・
天狗でメニューを開かずにオーダーできた世代!
デートは居酒屋、もちろん割り勘で!
「愛車」といえばチャリのことだ!!
あ、それは私、いまもそうだ!!!(笑)

その分、実は結構真面目なヤツが多いのと、自立心は強いのかもしれないなー。


昔読んだ、元マイクロソフト社長の成毛さんのマーケ本によると、人は60歳になったときに若い頃の遊び方を踏襲するらしい。
マーケの見地からいうと、今後の60歳で定年を迎える人たちが若い頃どういう遊び方をしてたかで、シニア世代の消費傾向が読めるというセオリーなんだけど・・・


60になったときに、渋谷の天狗は全部知ってるようなおばちゃんになったらやだな。。。

今から、物心ともに豊かでありたいと、525円のフープピアスを見ながら思う すけまつるな でした。


居酒屋ばっかのへべれけ学生生活も楽しかったけどね。
(なんか負け惜しみっぽいな・・・)