またまたご無沙汰しちゃっただなー◞( ´▿｀)、

お元気？　こちらスケチヨさん◞( ´▿｀)、

いつから振りの更新かな？◞( ´▿｀)、

前回12月9日だって！ฅ^._.^ฅ　こりゃいけない、、、反省ฅ^._.^ฅ

twitterの履歴や写真のデータを振り返れば、

何してたかはだいたい振り返ることは出来る。

ちょっとまー、タイムスリップして大雑把に書きますか。

まず１３日の夜にはね、双子座の流星群があったんだなー

若い頃には、よく遠乗りしてまで観に出かけたりしたもんだけど、

今はわざわざ観測のために日を割いたりしないもんだ。

流星群の夜でさえ、都会じゃ見える数も高が知れてるからね。

それでも今棲んでるアトリエの部屋は、南向きに見晴らしがよい。

見上げていれば幾らか流星が見えるんじゃないかな？

と、ふと思い立ったのだ。

↓　参考までに。　朝早く、ベランダからの一枚。

見晴らしいいでしょ！

↓そのまま右をみても、何もない。

ウチの前の坂道に加え、石段にして約４０段分の高さ、回りに隔てる建物もない上、

見渡す範囲には煌煌と明かりのうるさいマンションもない。

星の観測には絶好のロケーションといえる。

ただ、そこはやはり都心に近い星空なので、雲ひとつないはずなのに夜空が曇っている。

空気の汚れもそうだろうし、一見して判別しにくいが薄っすらと夜空を照らしている街の灯りが、星々を隠してしまっている。

それでもよく晴れた夜には、このベランダからもそれなりの星座図が観て取れていただろう。

だのにスケチヨさん、8年ほど裸眼で暮らしているので（大阪時代はコンタクトをしてた）

ここへ越してからの2ヶ月も、そんな風景に全く気づけずにいた。

せいぜい日当たりがよく、洗濯干すにはうってつけ程度のアドバンテージしか感じていなかった。

で観測結果からいうと、やはりここは都会の夜空だった。

雲ひとつない夜空だったのにも関わらず、流れ星は10個程度しか見れなかった。

でも実は、今回良かった点はそこじゃないんだな　('､з っ )っ　ウフフ

前述のベランダとスケチヨさんの部屋の間に小さな廊下があるんやけど、

事前にそこにお布団を敷いて、

それに加えてコタツも出してきて、布団の上にセットしておいて、

事前リハーサルの結果、物干し竿が視界を遮ったのでそれも降ろしておいて

このようなセッティングで寒さに備え、見上げるという姿勢ではなく、

完全に脱力した状態 ('､з っ )っで観ていられる状況を作った。

今までの経験上、都会での“流星待ち”という行為のコツが、

見る・探すということではなく、

ずっと夜空全体に視界を固定したままで、

いかにひたすらボーっとしていられるか ('､з っ )っだと知っていたのだ。

この環境で、お気に入りのジントニックを一本　用意し、

お気に入りの音楽や漫談　を部屋に流し、

あっためておいたコタツに入り、肩まで毛布にもぐる ('､з っ )っ

そして綺麗に磨いておいたサッシ越しにでも夜空は見えたが、

試しにサッシを全開にしてみた。この季節、飛んで入る虫の心配もない。

すると、なんだろうか？

このキャンプだか修学旅行にでも来ているような

特別に用意された一夜　のような気分は♪('､з っ )っ♪

子どもの頃、何かの事情で別の部屋で床を作った時の説明できないワクワク感、

誰かんちにお泊まりにきた時のような、

特別に夜更かしが許された子どものような気分とでも言おうか。

外気は寒いんだけど、それがむしろ偉大なるコタツのあったかさとの極端なコントラストを生み、自室にいる幸福感を浮き彫りにしてくれるのだ。

旅先で味わう非日常と、自宅に帰って思い知る自分のテリトリーでの安心感。

それが同時に“来る”。双竜が交差しながら全身を抜けてくかのような恍惚が駆け巡る。

（やたらと大袈裟に何かに喩えて、酔っている文章に思われたら心外だ。その当時、どれほどボクが感激していたかを、思い出しながら成る丈忠実に表現しようという気持ちだけだ！）

そして襟元から頬までもぐった毛布は愛猫のよう。

（大きな声では言えないが、最近スケチヨさんのAmazonお気に入りリスト内のぬいぐるみの数がおびただしい。

おいおい、おっさんがぬいぐるみ！勘弁しろよ。

判で押したよな凡人に言わせりゃ“男のくせにー”な趣味である。

実際ぬいぐるみなんて一個も持ってない。

ただもし世界の終わりが来て、人の目も気にせず金も気にせず秘密基地を作るとするなら、

ボクは上等の天蓋付きのベットを強奪してきて、

大量のモフモフのぬいぐるみを枕元に敷き詰めたいという女子力高めな願望がある

それなら世界の終わりが来なくても、叶えちゃえばいいのにという葛藤もあるが実現はしていない）

その代わりといってはなんだが、奮発して買ったお気に入りの新しい毛布。

モフモフしたぬくもりが女性か猫でも寄り添ってるかのように愛おしい。

そして普段、映画館にでも行かない限りかけない眼鏡をここぞとかけた。

マジマジと見た夜空に、逆さまのオリオンが見えた。ボクの方こそが逆さまだったかは知らん。

そのオリオンの三ツ星のすぐそば、オリオン大星雲を含むもう一組の三ツ星まで見える。

オリオンの三ツ星をそのまま辿れば見えるプレアデス星団。そう、スバルだ。

目を凝らせば、しっかりと６個７個８個と星団が見てとれる。

そして目が慣れれば慣れるほど、他の二等星、三等星も次々に見えるようになってった。

ボクは大きな独り言を言った。

「なんやこれー。結構な自宅プラネタリウムやないかー　('､з っ )っ」

アトリエで同居するようになって独り言がキモイと揶揄されたりするが、

母親譲りで子どもの頃からの芝居がかった癖（へき）はそうは改まらない。

そしてその夜は独り言だけでは物足りなくなった。星待ちは退屈だ。

もちろん携帯やパソコンの画面など、ながら見は出来ないので、

そこは普段あまりしなくなった電話がうってつけだろうと思った。

数年振りに大阪の古い女友達に連絡をした。

スケチヨさんがまだ二十代半ば、向こうがまだ十代だった頃の仕事の後輩だ。

“流星待ち”をしてるので暇つぶしに付き合ってくれと正直に事情を話し、

懐かしい話をしながら、互いに月日の経つ早さを嘆いたりしていた。

そして時折流れる流星に、思わず咄嗟の声を上げたりして相手を驚かせた。

ボクの電話の声に気づいてか庭に出てきたアトリエのＣくんも、

その夜の星の見事さに気が付いたようだった。

「なんやこれ！むっちゃ星キレイなー！」

「せやろー ('､з っ )っ」　

ボクは我が物を自慢するかのような口振りをした。

そのままの姿勢でベランダ越しにいくつか会話をしたが、

寒い中をずっと真上を見上げて流星を待っていられるもんでもない、

Ｃくんはすぐに音（ね）を上げて部屋に帰っていった。

フッフッフ、その点ボクは用意万全だった。

その晩、さも嬉しそうに同じような独り言が何度も口をついた。

「なんやこれー。プラネタリウムやがなー　('､з っ )っ」　

たまにこうして、アトリエのへんなところに寝床を持ち出して楽しもうと思うのだ。

年末年始はアトリエの先生・生徒殆どの面々が里帰りや旅行で長らくいなくなるようだ。

淋しい年越しになりそうだけど、

下の応接間のゲーム用ＴＶにアンテナぶっ刺せば地上波が見れることが判ったので、

大晦日はＴＶづけかな？

年越しのおそばの用意と、

お気に入りのジントニックをストックしておいて

コタツと寝床を、今度は応接間に持ってこーかな？('､з っ )っ　ウフフフー

星待ち道楽