それいけ!二代目スケチヨさん

それいけ!二代目スケチヨさん

新しい暮らしが始まります

少しずつ更新増やせたらなー!がんばる!
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毎度おおきに スケチヨさんで御座いまんねん( ⋅́ ̯⋅̀)

一年半くらい振りに大阪へ帰省しとりましただー新幹線真ん中新幹線前

12日間も帰ってました。今までで最長ちやうかなー?

 

鼻風邪を疑われることが多かったが(鼻声じゃね?的な)
恐らくそれは猫アレルギーに因るところの症状かなと思われ猫あたま

こっち戻ってきた途端、症状なくなりまひた。うれしかなしい。。。

これだけ身の回りでインフルが猛威を振るい、列島が大寒波に凍てついても、

今んとこワシは風邪ひいてまへんのや( ⋅́ ̯⋅̀)

振り返ってみても、長らくひいてないなー

 

日頃フリスクのように免疫ミルクタブレットをボリボリつまんでるお蔭か

 

はたまた風邪ひく原因第一位と言われる“アレ”をしないからなのか。

 

風邪ひく原因の最たるものとして挙げられる“アレ”

 

大人になってからも、ついやってしまう人も多いのではないだろうか。

 

ティッシュを使ってやるという人も

ティッシュを掴むその指が既にバイキンくんバイキンくんだらけだと

 

ティッシュを使う意義が薄くなってしまうのだ。

 

なんのことだか、もうわかるよね。

 

そう、鼻ドリルのことだよピンクハート

 

アレをやる際は、

 

綿棒か、キレイな指で作った紙縒り(いわゆるドリル)でドリること!

 

鼻の粘膜に雑菌をねじ込まないように!笑



まーた話逸れてるわセキセイインコ黄

 

 

大阪に帰った話言うても

今回はほんとずーっと色んな友達に会いまくってただけなのだ

だから取り立てて書き立てることもありゃせんのだよ

ほんと温泉旅行に行ってきたよー的な心境で

ずーっとアホのようにほんわかしてたよ(*´~`*)うずまき

 

僕の田舎はね、吹田というところで

観光地でもないし、特にコレといった特徴もない。

大阪梅田まで電車ですぐのいわゆるベッドタウン的な場所(ベッドタウンの定義が曖昧やけど)

 

ほんまにひたすら懐かしいみんなに会ってきた

会えなかった子らも多かったけど、それは今度のお楽しみOK

 

だけど、これといった挙げられる記念写真もない

ただ料理の写真を撮る癖だけはあるから

そのへん挙げながら、いきつけのお店でも紹介するね( ˘ ³˘)♥

 

いっつも年に一回も大阪帰れないので

帰った時に決めてることがあるねんあしあと

 

普段節制に節制を極めた暮らしむきなので

大阪におる時くらいはあんまり気にしすぎないで

交際費は惜しまないということ!(ていうてもほとんど皆が奢ってくれやるねんけどタラー

逆に関東におる時は惜しみすぎて色々誤解されることも多いけどさガーン

哀しいね!交際費は大事だよね!おいで


①まずは今回の帰省だけでたぶん3,4回行ったのが焼き鳥の御嘉家(おかげ)。

豊中は岡町にあるお店なんやけど、ここはオススメしとく。

桜塚店となってるので、他にも何店舗かあるっぽい(調べようとしたけど挫折した


↑ 毎日違う地鶏を使った新鮮な鶏料理をはじめ、

有機野菜、その他の料理にもこだわりを感じる。

ただの枝豆ですら美味しい。

 

②親戚のお兄ちゃんにご馳走してもらったすき焼き!

ワシの居た頃から比べて梅田駅前には沢山ビルが増えてて、

正直どのビルの何て店に連れてってもろたかは覚えてない。。。

↑ 仲居さんが目の前で作ってくれるんやけど、

たぶんお鍋とかすき焼き屋さんなら普通のことなんよな?ちょっとビックリ。

でっかいお肉にもビックリしたけど、柔らかくて美味しくてこれまたビックリ!

こんな贅沢たぶん一生のうちにそないないわ。。。と思いながらお肉を味わいました。。。

 

実はこの前日夜にもすき焼きよばれてて、ほんま大阪おる時だけは贅沢三昧してる♪

子どもん時って、さほどすき焼き好きじゃないのに

大人んなってからは、やたら贅沢に思えて無性に食べたくなる時がある。

 

この日は親戚の兄ちゃんにすごい励ましてもろた。

もうちょっとがんばろかなって思えたおばけくん

 

 

③梅田でお茶しようと言われて

ちょくちょく利用するのが神戸にしむら珈琲。


↑ケーキがかなり上質で本格的。リンク貼っといたるわ

焼き菓子系が常に10種類くらいあって、どれも珍しくて美味しそうで毎回迷いに迷う。
大阪といえば、ということでミックスジュースにした。

でも本来は珈琲や紅茶の美味しいお店。フルーツジュースも美味しい。

 

 

④こんなB級グルメも地元の味

ドムドムバーガー!
JR吹田駅前に昭和晩期に建てられたダイエー(現イオン)一階にオープン時からあるお店。

買い物帰りに足を休めたり、昼飯に寄るにはもってこいのロケーション。

少し後れてすぐそばにマクドナルドがオープンしてからは、

どちらかといえばマクドの方が繁盛してた印象がある。

ドムドムは徐々に独自路線をゆくようになった(お好み焼きバーガーなど)

 

んでそのあと旭町商店街にモスが進出(ワシが小学の頃。現在はない)、

斜め向かいの錦通商店街にKFCが進出(ワシが高校ん頃。今もある)、

ドムドムチェーン店舗数は縮小と、なにかと大変そうなんやけど

まだまだ頑張るドムドム吹田店を地元の人は応援してあげて欲しい。

ポテトはかなり美味しくなってた。

昔はヘナヘナフニャフニャポテトやった。

それを期待して食べたら、めちゃ食感良くなってて、塩加減も小気味いい感じに。

絶対今の方がいいけど、懐かしさを味わいに行ってるところもあってちょっとガッカリ。

勝手なもんやね、半分冗談やけどね◝( ˙ ꒳ ˙ )◜へへへ
そして、以前は無くなってたバターコーンがいつからか復活!

子どもん頃好きやったから嬉しい。まあセブンの同商品のが旨いけど笑

⑤あとJR吹田駅前と言えば、これ


吹田さんくすのクレープ屋!笑 正直名前は知らん。

店舗名はきっと知らん人の方が多い笑 アピール弱すぎ。

 

周辺には、甘ったるい匂いが充満してて、

吹田さんくすといえばこのお店の匂いを思い出すし、

ここの匂いが鼻に届くと、ああ吹田に帰ってきたなーと思う。

 

いつもは匂いだけでもう胸一杯。振り返ってみて食べた記憶は皆無やけど、

この日は通りすがりにふと見やれば、チョコとオレンジのコラボ商品が目に飛び込んできた。

というわけで、食べました!感想:普通笑

このお店もさんくす初期からあったはず。だから頑張って欲しい。


⑥今回の大阪ゆきは全くライブを入れなかった。

こちらでもずっとお断りし続けてる状態なので、なにもお出し出来るものがなかったし、、、

というわけで、せめてものということで数年前から約束してたFC会長らとファンクラブ交遊会。

梅酒の美味しい店にいって、梅酒以外のものを頼むという。。ここも全部美味しかった!

グルメ写真はきりがなくなってきたので打ち止め笑 まだまだあるけど

今度はうってかわって地元にはほとんど残ってない遊技場。

吹田の東御旅にあるヨコタの遊戯施設。

昔はボーリング場で、かの人気番組ナイトスクープ!!にも登場した事があった。
今はフットサル場がメインで、ゴルフの打ちっぱなしと、バッティングセンターがある様子。

 

20年以上前のオープン当時、なぜこんなところに遊技場を?と地元がざわついた印象がある。

喜んで利用していたワシらからしても、いつ来てもワシラしかおらんなーと心配してたくらいで、

何をするにも貸切状態だった記憶がある。
 

そしてこの日、上新庄駅から散歩して吹田方面へ歩いていたワシは

施設との思わぬ再会に、嬉しい驚きを隠せず「え!まだやってるんか(失礼)マジか?」などと独り言を言いながら、施設回りの外壁に沿って時折中の様子を覗き見ながら、ようやく入り口ゲートに辿り着いた。

 

ひどく色褪せて錆びれた看板、ビリヤード・卓球の項目には意図的に文字が消された跡、

それらの佇まいにゲートをくぐっても尚、営業していないのではと疑いながら中へと進んだ。

 

遊技場とは思えない深と静まりかえった雰囲気の中、

一番奥の建物に野球を連想するマークが見えた。

薄ぼやけた蛍光灯の明かりだけが辛うじて営業中であることを示している。

いざ扉をあけて踏み入るが、白々しく咳払いしてみても人の気配すらしてこない。

 

3べんほど徐々に声を大きくして「すいませーん」と言って

ようやく詰め所らしき所からパイプイスの軋む音がして、

面倒くさげにおじさんが出てくるや否や、

「ああ、勝手にお金入れてやってちょうだい」と言い捨て、又奥へと消えてしまった。

 

子どもの頃に駄菓子屋で受けたようなぞんざいな扱いに、軽く噴き出してしまった。サービスに馴れきった今、いくらでもツッコミどころがあるが、良く言えば商売っ気がないと言えよう。

 

思えば、当時からそんなもんだったのだ。

ここにはホームランを競うボードすらない。

当時二十歳そこそこのワシは地元の町工場の仲間と野球チームを結成していたこともあり、

夜な夜なこの小さな施設に通っては、手にマメをこさえていたのだ。 

 

そこまでして、おまえは何になりたかったのか。

いつか回ってくる打席でヒーローになりたかったんだ。

単純にそれだけのためだった。

他人からみて、たったそれだけのこと?

そのために無心で時間を費やせる人生、素晴らしい人生だと思わんか。

 

さて錆びれ具合はそのまま、いや、現状維持すらする気概も感じない。

一回200円と相変わらずリーズナブルなのは良かったけど、、、、

恐らく球が使い古しのまま交換されてないのだろう。もしくは調整不足か。

コントロールが定まらず、まともに楽しめない。

地面に叩きつける悪球、体に向かってくる球なんてザラ。

酷いのはゲージ内にすら入らない大暴投。一球ごとに苦笑するワシ。

 

(ここの施設に関わらず、バッティングセンターの球の高低調整は

料金分にカウントしないというサービスにシフトせんやろか。昔から納得いかんの笑)

 

ひどい。まともに遊べない。

さっきのぶっきらぼうなオヤジを呼びつけて、

金返せ!やり直させろ!とでもやれば良かったろうが、

駄菓子屋のお菓子に誰がいちゃもんをつけようか、

ここはそういうもんなんだ。

なんじゃいなコレと笑いながらゲージを出た。

 

そのまま遊技場をあとにして、

昔よく遊んだ近所のグランドが今どうなってるのか見に行きたくなった。

 

 

あった。

20年前よりキレイになってる。そのかわり、周辺のフェンスもよりちゃんとしたものになっていた。

写真はフェンスの網目から撮ったんだよ。念のため。

 

立ち入り禁止のフェンスの向こうに、先にグローブやリュックを投げ入れて、

そのあと窃盗団のように慣れた身のこなしで網目に爪先をひっ掛け、

次々と皆、事も無げに飛び越えていく。悪びれたふうでもなく、

むしろ、なぜ遊び場に鍵をかけるのかと、やり場もなく不貞腐れてはいた。

完全な不法侵入。しかし、ガキの遊び。時効ということにしておいて欲しい。

ホームランボールが入った先の工場や民家にも、普通によじ登って入っていたもんだ。


今でもよく野球がしたくなるが、

もうメンツが揃わない。

時々、出先でバッティングセンターを見かけると老体を押してやってみるが、

目が悪くなったこともありバットに当たらない。

 

それでも子どもの頃から好きだったものは、体が欲するのだろう。

地元に帰ると無理やりにでも、近所の嫌がる友達を連れ出して、

二人でキャッチボールするのが帰省の折りの恒例になっている。

そしていつも投げ合ってるだけじゃ退屈になってきて、

公園近くの古い商店街のおもちゃ屋にいってプラスティックのバットを買ってきたりして、

三角ベースのようなことを始めたがるまでがお決まりになっている。

今年もボールひとつ持って、“昼飯後の腹ごなしでも”なんて理由づけをしながら、

子どものような遊びにいそしんでいたが、やはりまた打ちたくなってくるのだ。

 

けどその度に毎回バットを買うのももったいない気がして、

公園の脇にでもバットが落ちてないか、

なんだったら木の棒か傘の柄でも落ちてやしないか、

二人でキョドキョド探したりしはじめた。


当然そんなものが都合よく落ちてるわけもなく、

日暮れまで球を投げあって、渋々退散した。
 

 

翌日も懲りずに又同じ近所の友人と昼飯を共にし、

その後また“腹ごなしでも”と公園に足を伸ばした。

そして小一時間ほどキャッチボールをしてのち、またバットが欲しくなった。

 

昨日、やったように又キョドキョドと同じ場所で棒っきれを探していると、

ウソのようだが、そこに誂えたかのようにオモチャのバットが落ちていた。

 

昨日探した同じ場所にである。安い映画のありえもしない演出のように受け入れ難かったが、それは本当にポツンとあったのである。

 

「おい。・・・これ。」

 

先に見つけた僕が、いったん後ろ手に隠してみたりして、それを不意に見せ付けた。

 

友達は「ウソやろ!?」と笑っていた。

 

「でもそこらへんの子どもの忘れ物やろ?」と周りを見渡したりしている。

 

 

僕は違った。これは我々のために用意されたものだ。といった。

ゼウス的なものが置いたに違いない。と。

 

 

 

そしてご機嫌な三角ベースが始まった。

小学生の時にやっていたように、

プロ野球選手のモノマネをしながら。

今でもアトリエで木刀をバットに見立て練習している。

我が愛する阪神タイガースの歴代選手の打撃フォームのマネ。

金本のマネ、福留のマネ、鳥谷のマネ、片岡のマネ、大豊のマネ、何だって出来る。

サッシに映る姿を確認しては木刀をブンと振る。

 

二人きりの三角ベースに、走塁も守備もない。

ヒットだのアウトだのは、打球の雰囲気だけでお互いの意見を述べ合い決める。

今のゴロはファール、でも上手に取れたからアウトにしよう。そんな感じ。

 

3アウト交代で代わり番こに投打を交替する。

実に幼稚なやりとりが繰り返されるが、

ゲームに躍起になっているわけでもなく、

どことなく俯瞰した自分らがいて、わざと子どもっぽくムキになってみたり、

わざと子どもっぽくはしゃいでみたり、なかなか精神年齢の高い遊びである。

 

ここの公園はかなり広いグランドなので、

そうこうしている横では、父子が微笑ましいキャッチボールをしていたり、

小学生男子たちが同じように三角ベースを愉しんだりしていて、

この日も、グランドの反対側で本格的なソフトボールの試合が行われていた。

 

時折、自分たちの馬鹿馬鹿しい二人だけの野球ごっこの手を止めて、

活気のあるそのソフトボールの試合の行方を知らずに眺めてしまっていた。

なにげにあのセンター巧いよな、とか。

お、打った、イイ当たり、もっとバック!もっとバック!とか。

上から目線で言い合ったりしていた。

 

 

正直、羨ましいのである。

思い切り打ったり、球を飛びついて捕らんと追いかけたりが。

 

「フン、仲間に入れて欲しいな」 

包み隠さずそんなようなセリフまで僕は呟き、転がったオモチャのボールを拾い上げては踵を返し、また二人だけの三角ベースに精を出していたのである。

 

もう随分と不毛な球遊びに時間を費やし、

左投げでキャッチボールなどをし始めていたその時である。

 

それまでも何度か、外野に飛んだ球を追って、代わる代わる“僕らの陣地”に駆け寄ってきていたソフトチームの選手が、またひとり僕らが野球をやってる方へ走ってくるのに気がついた。

 

今度は球を追ってる様子でもなく、

あまりに一直線に走ってくるので、

少し物怖じして身構えたように思う。

 

その選手、息せき切って開口一番、

「あのぉ・・・すみませんけども、うちらの試合、あと一時間くらいで終わるので

 

疲労感満載の表情で、ここまで言いかけられた時、

僕が想像した後に継ぐ言葉は

 

「もう一時間で終わるから、それまで危ないんでヨソでやっててもらえませんか?

 

ようするに外野付近で僕らが遊んでるのが、危ない、邪魔だ、という内容のものだ。と想像した。

 

実際、話しかけられた時の僕の表情は、一瞬曇っていたことだろうと思うのだ。

 

そして、そんなイマジネーションをかき消すように、その人は続けてこう仰られたのだ。

 

「あのぉ・・・すみませんけども、うちらの試合、あと一時間くらいで終わるのですけど、

もし良かったら、一緒にやりませんか?」

 

 

 

 

 

 

ワシ「え!?なんすか?マジっすか!???」

 

「はい、良かったら。人数も足りてないんで是非 ^ワ^ 」

 

 

ワシ「やったーーーーーーーーー!!!!」

思わず両手を天に突き上げて絶叫した。

 

 

ゼウスや。やっぱり、ゼウスがわてを遊ばしおわすのや。

 

 

「やります!はいります!いきますーーー!!」

転がりつんのめりそうな勢いで、

公園脇に放ってあった上着や鞄を掻き集める。

残り一時間と言われて、既にもうその時間を惜しんでいた僕は、

突然のお誘いに戸惑うヤボな友達をヨソに

ドカドカと試合の輪の中央へ割って参上した。

 

「どーも!どーも!よろしくお願いしますー!」

 

黒の紳士靴に、ワイシャツ、黒のサテンのベスト。

キャッチボールをしているのさえ違和感のある恰好。

帰省にあたり、部屋着以外はこれしか持っていってなかったのだ。

 

↑お誘い直後、ネクストバッター時の写真!

テンション上がってちょっといつもと違う表情?

 

↑両チーム皆さん練習着ぽいスポーツウェアとはいえ、

一見してグランドに正式な許可を取って試合をしているこの雰囲気に、

キャッチャーがきちんとプロテクターをしているこの雰囲気に、

アウトを取るたびに大声が飛び交うこの体育会系の空気に、

 

なにやらヨソ行きの恰好のおっさんが参上。

 

どうぞ!次、打ってください!とバッターボックスに促され、

 

僕!金本のマネで打ちまーす!!えへへ!!

 

何の遠慮もない全力の金本のモノマネで打席に立つワシ。

 

こんなメンタル、昔はなかった。

この15年間、小さくとも度重なる舞台の経験が心臓に毛を生やしたのだなあ。

 

 

豪快にフルスイングの空振りをするたびに、みんなめちゃ笑ってくれる。

味方チームさんも相手チームさんも、

失笑なのか苦笑なのかとにかく笑い声がアチコチから聞こえて、全然悪い気しなくて。

生まれながらのピエロの性分なのでしょうか。

でも、ワシ、ほんまにふざけてるんやのうて、マジで打ちたいのに!

 

金本がいかんのや!

あのぉ、次ぃ福留のマネでー!!(モノマネショーみたいにちゃんと断ってから)

また空振り。あかん、めっちゃ打ちたい。しかし虚しく空を切るバット。

 

2打席連続三振のち、第3打席目。

ワシが現役当時に地元の三角ベースで猛威を振るった

人呼んで円月打法と呼ばせた、斬新なオリジナル打法をここぞと解禁した。

 

相手キャッチャーさんがそのフォームに恐れを抱き、怖い!怖い!と笑ってた。

そのくらい豪快で、ドカベンにでも出てきそうなマンガチックなシルエットを意識したフォームなのだ。

 

だがしかし!空振り!!!また沸き起こる笑い声。

しかし!

ツーストライクから、

 

 

 

バコーン!!

 

 

 

円月打法炸裂

 

 

 

ソフトボール独特の手応えが掌にジーンと響いた。

 

 

 

結果はセカンドゴロ笑 ゆるーいハーフライナーの笑

 

 

 

うなだれてベンチに戻る僕に、

同じチームのおっちゃんが、しゃがれた声でこう言いはった。

 

 

 

「次はバースでいってくれや!!」

 

 

 

・・・・嬉しかったおねがい

なんや!ノリノリやん!

ワシ、バース得意やねんおねがい!!!!

 

 

スケチヨさん最後の出番となった第4打席。

 

小学生ん頃、毎日のようにマネしてたバースのマネがついに報われる照れ

 

中学ん時の昼休みの野球で、その大袈裟なスイングから本当にバースて呼ばれたんや。

 

相変わらずの空振り。

それでも律儀に毎球バースを真似たルーティンを見せる僕に、

同じチームの人たちが面白がってバースのヒッティングマーチを合唱し始めた!

 

♪バースかっとばーせバース! ライトーへ レフトへホームラン!

 

リクエストしてくれたおっちゃんも「よう似たぁるがな」と褒めてくれてるのが聞こえる。

 

ほんまに、なんやろか、この想像だにしてなかった遊び場は。晴れ舞台は。夢芝居は!

 

勿論、打てたら愉しいけど、既にウソみたいに楽しいやんけ笑い泣き

 

だけど、やっぱり意気込みばかり空回りして、豪快な空振り三振に倒れた。

 

もう飽きれたかような、いや予想通りの!といったような、

アハハ爆  笑!ガッハッハ爆  笑!という笑い声が

自分からも周りからも、どっ!と起き、グランドに木霊した。

悔しさと照れくささと嬉しさが混じった、複雑に高揚した気分だった。

 

打席を回して欲しかったチームメートさんにしてみれば、

迷惑かけたかも。。。。!でもしゃあないやんね!笑

試合後、ベンチでひたすら自分の成績をお詫びした。

 

「次はしっかりバッティングセンターで練習しといてくださいね!」

と言われたので

「いやあ実は昨日行ったとこなんですが。一球も前に飛びませんでしてん!」

と笑い飛ばしたら、

 

「それは先言うとかんかーい!!」とおっちゃんに怒られました笑てへぺろ

 

 

そしてベースランニングを取り入れたチーム対抗リレー。

ワシも参加。太ももチギレルかと思ったハッ

負けて晴れて、グランド整備の罰ゲーム。

 

いいなあ、チームつくってソフトに野球。本気で羨ましいキラキラ

僕だっていつかまたって、本気で思う。

 

大阪滞在記。

すんごく長くなったけど、ここまで読んでくれてたらありがと!いいねつって押しといてグッ

ほんまによう遊んだわ。

なにもないはずの吹田にも新たなイイお店も知ったし爆  笑

次行きたい怪しいお店も見つけたし爆  笑

 

今度は一年と開けずに帰る新幹線真ん中新幹線前

それまで、こっちで又しっかり頑張らんと!