損益分岐点分析とコスト削減の関係
損益分岐点分析とコスト削減の関係
損益分岐点分析は、コスト削減計画をつくるために有効です。ここでは、様々なコスト削減の手法と損益分岐点の関係について説明します。
① 損益分岐点分析を図にしてみる
組立工場A社の「売上50億円、変動費25億円、固定費15億円、利益10億円」を、横軸に売上高、縦軸に費用のグラフで表し、その上に「売上=費用の線」(傾斜45度)を書き換える。
このグラフを、損益分岐点図表と言います。このグラフでは、損益分岐点売上高30億円は「売上=費用の線」と「製造原価の線」の交点で表せます。
② 損益分岐点図表で見たコスト削減の効果
例えば、組立工場A社がコスト削減により、部品費を18億円から8億円にダウンする計画を立てたとすると、コスト削減後の利益は20億円になります。
このとき、損益分岐点図表からは、利益アップの原因は変動比率が50%から30%に低下したためであることが分かります。
同じように、直接員の削減や設備の売却による「固定費ダウン」についても、損益分岐点図表で表すことができます。