オートバイチューンの定番
圧縮比UP!!
合法的に同クラスのバイクとの差を作るには1番
ベストなチューニングプランですね
少しお話しさせていただきます♪
矢野です♪
はるか古の頃から耐久性と出力は反比例しているというのは義務教育過程で習っていたと思うのですが、どういう部分で耐久性が落ちるか。
というのは小学校の教育課程では入っていないと思います。🙇♂️
○圧縮比増加でのガスケットブロー
○熱ダレによるピストン溶解
○抱きつきによる圧縮不良
○邪打によるピストンクラック
今まで色々なブローを見てきました。
それは50〜400ccの一般的に通勤で使われるサイズのオートバイではよく見られる現象です🙇♂️
シグナスxでよく使われている国内販売のピストンは主に2種類
KOSOハイコンプピストン(純正ボア)
CODOハイコンプピストン(純正ボア)
お馴染みですよね。本当に。
むしろKOSOの方が遥かに多いんじゃ無いでしょうか?
両方とも組みました。両方とも分析しました。
まずKOSOから。
アルミ削り出しピストンでロッドが打たれている辺り明らかに量産ぽいの🙄比重は純正に比べてかなり軽く、剛性的な評価で言うと少し低いです。
ハイト部分、主に圧縮を司る部分の作りはバフを掛けて見た目の評価はやや高めです♪
それと、やはりCNC加工で作られたピストンなのでシリンダーとのクリアランスはバッチリでした!!←ここが本題になります!
CODOピストン
おそらく鍛造アルミ削り出し。同じくCNCなので作りは割と綺麗なんです。メーカー発表数値でも1番圧縮比がある仕様はこのピストンです。
パーティーアップさんでも高耐久で推しのピストンと紹介されています。
側面。!!!????
KOSOの方がハイリフトですよね?
そうなんです。メーカー発表数値はあくまでも仮であって、実際組んでみると違いが出てくるのは当たり前。
うちのレーサーはこのKOSOハイコンプピストンを使っているのですが、今ならしが終わってたまに遊ぶ程度なのですが、すんごいパワーです。
ハイカムの設定上パワーバンドが10000〜なんですが、非常にトルクフルでコーナーでの立ち上がりでノーマルピストンとは明らかに差が出ています。
ノーマルピストンです♪
5MLがいわゆる台湾ピストン
5UAが国内ピストンですね。
ここまでの差が有ればそりゃ違うわな😂
そしてCODOのピストンなのですが、シリンダーにはめてみると、!!?あれ?!!?
ピストンとシリンダーのクリアランスがスカスカなんです。後で説明しますが、普通に使用する分には問題はありませんという程度ですが、KOSOハイコンプピストンとは明らかに違います。
KOSOハイコンプピストンは昔からスカートが割れると言われており、CODOハイコンプピストンは壊れないと言われている部分はここだと思います。KOSOは確かに出力は出るけど、このクリアランスを詰めてしまっている為に熱膨張などでよくクラックが入るんですよね。
その点CODOピストンはハイトもやや低め、
KOSOに比べて圧縮も低かったです。
+a
シリンダーとのクリアランズがあるので、熱膨張率比でのクラックダメージが少ないんですね🤭
こんなこと言ったら西澤さんに怒られちゃうかもしれませんが、、笑
CODOはやはり耐久性重視のライトチューンピストンなんです。KOSOやTTMRCピストンに勝てなくて当たり前なんです。その分耐久性が高く、本当に下道で人より早く走りたい人の為のピストンで一般ユーザーでも扱いやすいんですね。
KOSOやTTMRCはあくまでレース用でおそらく耐久なんかで使っちゃうと1レースで交換レベルです、、
資金力があればいいですが、、1個1万円です。流石にスペアを3個も4個も買えません。
多様性の時代です。下道でもサーキットでも使えて耐久性のあるピストン
CODOのハイコンプピストンがいいんじゃ無いでしょうか?
リンクは59mmかもしれませんが念のため笑
購入は是非尼崎のパーティーアップさんで🎉