どうも!健康美トレーナーの助川です。

今回は「やる気」についてお伝えするので

最後までご覧ください。

 

 

 TODAY'S
 
「やる気」について

 

 

 

「やる気」の概念

 

そもそも「やる気」とは何のことを指すのでしょうか。

 

 

やる気とは

・物事を行おうとする気持ち・欲求を表す表現

※weblio辞書引用

 

 

この「やる気」は

行なおうとする事柄に対しての「感情」や「優先順位」が大きく左右します。

 

 

 

やる気がある・ないのはどういう状態?

 

やる気がある・出るという状態は脳内に分泌される「ドーパミン」が深く関係します。

 

 

ドーパミンとは「幸せホルモン」の一種。

 

 

心地の良さや何らかの報酬が得られる期待がある時に分泌されるとされており

ドーパミンが出ている時、人は意欲的になれたり、幸せを感じたり、集中力が高まったりすることが分かっています。

 

 

「やる気がある」状態はドーパミンが出ている状態ということです。

 

 

ドーパミンが分泌される要因は

 

 

・行う事柄と対価が見合っている(もしくはそれ以上)

・チャレンジ精神

・自信がある

・興奮、達成感

 

 

などが挙げられます。

行なっていて楽しい、成果を感じる、期待があると感じるとよりドーパミンが分泌しやすくなり

物事を前向きにかつ積極的に行えるようになります。

 

 

逆に「やる気が無い」状態はドーパミンが不足している状態。

 

 

ドーパミンが不足する要因は

 

 

・行う事柄と対価が見合っていない

・心因的ストレス

・失敗経験(トラウマなど)

・不安(自身が無い)

 

 

などが挙げられ、何か行動を起こそうとするときに大きな影響を及ぼします。

 

 

 

やる気はドーパミンと深い関係がある

 

 

 

やる気の出し方

 

やる気はドーパミンと深い関係があるとお伝えしましたが

やる気が無い状態でやる気を出すには一体どうすればいいのでしょうか。

 

 

結局、「行動を起こす」ことからしかやる気は生まれない

 

やる気が起きずだらだらと過ごしていてもドーパミンは分泌されません。

自らやる気を出すには「行動・実行」するしか方法はないと言われます。

※他人からのモチベーショントークや成功体験の共有などもある。

 

 

実際にドーパミンは

身体を動かしたり作業に取り組むなど、実際に行動することで分泌されることが知られているためです。

 

 

皆様も同じ経験は何度もしたことあるのではないでしょうか?

 

 

朝、起きたときは「今日はダメだ、やる気が出ない。仕事ができない」と思っても

嫌々ながらも支度をし、嫌と感じながらも出社し仕事を始める。

 

 

本人は「やる気が出ない」と感じていても

実際は「今日はダメだ、仕事が出来ない」と思っていたのに

最終的には「仕事をする」ところまでやる気は上がってますよね。

 

 

なぜやる気がなかったのに仕事をすることができたのか。

 

 

それは行動を起こすのには「前行動」があり

その条件をクリアすると実際に行動・実行できるやる気が現れます。

 

 

仕事の例でいうと

 

 

・前日の夜に出社する時間に合わせて目覚まし時計をかける。(前行動)

・アラームで起きる(前行動)

・支度をする(前行動)

・出社する(前行動)

・仕事を始める(実行)

 

 

行かなければいけないという精神面も関与はしていますが

物事を行動・実行するためには前行動が必ず起こります。

 

 

そして前行動が多ければ多いほど

実行に向けてのプロセスがスムーズになっていくのです。

 

 

 

やる気を出すには実行するための「前行動」を起こしてみよう

 

 

しかし運動や健康についての行動は

仕事と比べ優先順位が低いためやる気を出すことはなかなか難しい。

 

 

そんなときは

まず「明確な目標」を見つけ、「目標達成した時に行いたい」ことを

想像してみましょう。(前行動)

 

 

どんな内容でも構いません。

 

 

「痩せて身体を締めてモテたい」

「昔やっていた趣味を再開したい」

「孫と遊んであげたい」

 

 

など、ひとりひとり望む未来があると思います。

 

 

目標が見つかったら

どんなことをすればいいのか、情報を得てみましょう。(前行動)

 

情報を得たら必要なものを揃えましょう。(前行動)

 

必要なものが揃ったら

出来るかどうかなど考えずにほんの少しで良いから試してみましょう。(実行)

 

それが続かなかったら

また違う方法(情報)を得て、ほんの少し試してみましょう。(前行動・実行)

 

 

身体を変えるための思考・やる気の出し方はこのようなサイクルになります。

 

 

目標がなければ成立しませんが

ほとんどの方は今の現状に「満足していない」と思います。

満足している方でも「現状を維持したい」という想いがあるはずです。

 

 

何に対して満足していないのか、どうすれば現状維持ができるのか。

それをご自身で理解することで

「行動を起こすための前行動」を起こすことができるでしょう。

 

 

まずは自分がどうなりたいか、「明確な目標と達成後にしたいこと」を決めてみる

 

 

いかがでしたか?

 

・やる気はドーパミンと深い関係がある

・ドーパミンは行動を起こさないと分泌されない

・行動を起こすためには前行動が重要

・前行動を起こすには明確な目標が必要

 

 

言葉にすると難しいですが

簡単にまとめると「つべこべ言わずやってみなさい」です。

 

 

それでもやらない場合は「自分自身が望んでない」から。

望んでないことに対してやる気は起きません。

 

 

望む理由を探すのも有りだし

望まなければならない状況(余命宣告や病気を患うなど)に陥るのも有り。

 

 

できれば

望まなければならない状況になる前に自発的行動を起こせると良いですね。

 

 

 

執筆者

 

助川友樹(すけがわゆうき)

 

姿勢改善パーソナルトレーニングスタジオ

「grlow(グロウ)パーソナルジム」代表

 

全米ストレングス&コンディショニング協会パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)

 

健康管理士一般指導員

 

血流制限トレーナー(BFRトレーニング)

 

南カルフォルニア大学 人体解剖修了